静岡県の太陽光発電ガイド【2026年】市町補助・蓄電池・申請前の注意点

静岡県の太陽光発電について、2026年の市町補助・蓄電池・申請前の注意点をわかりやすく整理した図

SHIZUOKA SOLAR GUIDE 2026

2026年8月10日更新|公的機関の公開情報から確認

静岡県で太陽光発電を考えるなら、「県からいくら出る?」だけでなく、県の共同購入と市町の補助制度を分けて確認するのが分かりやすいです。

2026年度の静岡県では、一般住宅向けの太陽光導入策として、太陽光パネル・蓄電池の共同購入と、初期費用を抑えて設置する0円ソーラーの登録プランが案内されています。

一方、浜松市・富士市・沼津市・藤枝市などには市独自の住宅向け制度があります。ただし、浜松市は設置後申請、富士市は着工前に計画承認が必要で2026年度分はすでに受付終了、沼津市は既存住宅で太陽光+蓄電池等の同時設置が対象です。

静岡県は日照条件だけを見ると太陽光を検討しやすい地域ですが、補助制度は「住所」「設備構成」「契約・工事の時期」で大きく変わります。

SOLAR CONDITIONS

静岡県の太陽光|日照時間は長い。でも住宅ごとの確認は必要

気象庁の1991〜2020年平年値では、静岡観測点の年間日照時間は2,151.5時間、浜松観測点は2,237.9時間です。

日照時間だけを見ると太陽光発電を検討しやすい地域ですが、実際の発電量は屋根の向き・勾配、周囲の建物や山の影、設備容量などで変わります。

日照条件静岡・浜松とも年間日照時間は2,000時間を超える平年値です。
屋根条件向き・勾配・影・屋根材・劣化状態を確認します。
地域差沿岸部と山間部、県東部・中部・西部を同じ条件では考えません。
「静岡県なら年間○kWh」とは書きません発電量・回収年数は住宅ごとに違います。補助金と同じように、実際の設置条件を確認して判断します。

PREFECTURE SUPPORT

静岡県の2026年度|共同購入と0円ソーラーをまず確認

太陽光・蓄電池の共同購入

静岡県は2026年度も、購入希望者をまとめて発注する「太陽光発電設備等共同購入支援事業」を実施しています。

  • 太陽光パネル10kW未満
  • 太陽光パネル10kW未満+蓄電池
  • 蓄電池のみ
  • 住宅のほか事業所等も対象
  • 参加登録は無料
  • 2026年度の参加登録は4月30日から12月9日まで
共同購入は補助金ではありません購入希望者をまとめることで設備導入費の低減を目指す仕組みです。浜松市や沼津市などの市補助とは分けて考えます。

静岡県0円ソーラー

県は、事業者の負担で太陽光発電設備等を設置し、利用者が電気料金やリース料を支払う「0円ソーラー」の登録プランも紹介しています。

「初期費用0円」=「費用がかからない」ではありません契約期間中は電気料金やリース料等が発生します。自己所有・共同購入・0円ソーラーは、総額と契約期間まで比べて判断してください。

県の共同購入?市の補助?自己所有?

住所と購入方法から、確認する制度を整理します

市町・太陽光・蓄電池の検討状況から、公的機関の公開情報を確認します。

静岡県の制度を無料で確認する

補助金情報の確認だけでも大丈夫です

MUNICIPAL PROGRAMS

市の代表例|太陽光単独・セット・申請時期がそれぞれ違う

ここでは違いが分かりやすい4市だけを紹介します。全市町の残予算・必要書類までは出し切らず、住所ごとの確認につなげます。

自治体太陽光蓄電池主な確認点
浜松市
2026年度制度あり
2万円
※蓄電池またはV2Hと同時設置・同時申請
8万円設置後申請。太陽光3kW以上。原則「はままつ太陽光発電クラブ」への入会が条件。
富士市
2026年度受付終了
4万円/kW・上限20万円
子育て・若者世帯は加算あり
5万円
子育て・若者世帯は1万円加算
着工前に事業計画の承認が必要。2026年6月30日で受付終了。
沼津市
2026年度制度あり
太陽光+蓄電池/太陽光+V2H/3設備同時設置のいずれかで一律10万円既存住宅が対象。工事着工予定日の14日前までに申請。
藤枝市
蓄電池制度あり
この県別ガイドでは太陽光単独額を掲載せず2万円/kWh・上限6万円再エネ発電システムと連携する家庭用蓄電池。予算到達で終了。
同じ静岡県でも「対象になる組み合わせ」が違います浜松市・沼津市では太陽光と蓄電池等の組み合わせが重要です。富士市は太陽光単独枠がありましたが、2026年度分はすでに終了しています。

HAMAMATSU

浜松市|太陽光2万円。ただし蓄電池かV2Hとの同時導入が条件

2026年度の家庭向け制度では、家庭用蓄電池が8万円、V2Hが8万円、太陽光発電システムが2万円です。

  • 太陽光は3kW以上
  • 全量売電を除く
  • 家庭用蓄電池またはV2Hと一緒に設置
  • 太陽光と対象設備を同時に補助申請
  • 原則「はままつ太陽光発電クラブ」へ入会

受付は2026年5月1日から2027年3月15日までで、対象設備を設置した後に申請します。

浜松市は設置後申請静岡県内には工事前申請の自治体もあります。他市の手順をそのまま当てはめないでください。

FUJI

富士市|2026年度の太陽光・蓄電池補助は受付終了

2026年度の市民ゼロカーボンチャレンジ補助金では、太陽光が4万円/kW・上限20万円、蓄電池・V2Hが5万円でした。子育て・若者世帯には加算もあります。

ただし、交付見込み額が予算額へ達したため、2026年6月30日で受付終了しています。また、利用時は着工前に事業計画の承認が必要な制度でした。

検索で金額が出ても、現在使えるとは限りません予定の受付期限より前に予算へ達することがあります。市町村補助は金額と同時に「今受付中か」を確認してください。

NUMAZU

沼津市|既存住宅で太陽光+蓄電池等なら一律10万円

沼津市の2026年度住宅向け制度は既存住宅が対象です。次のいずれかの組み合わせで一律10万円です。

  • 太陽光+定置用リチウムイオン蓄電池
  • 太陽光+V2H
  • 太陽光+蓄電池+V2H

受付は2026年4月1日から2027年3月12日まで。申請は工事着工予定日の14日前までに行う必要があります。

浜松市とは申請の順番が逆浜松市は設置後、沼津市は工事前です。「静岡県の補助金は全部同じ手順」と覚えない方が安全です。

FUJIEDA

藤枝市|家庭用蓄電池は2万円/kWh・上限6万円

藤枝市の2026年度「家庭用蓄電池設置費補助金」は、再生可能エネルギー発電システムと連携する家庭用蓄電池が対象です。

  • 蓄電池容量1kWhあたり2万円
  • 上限6万円
  • 対象製品の条件あり
  • 太陽光など再エネ発電システムと連携して蓄電できること
  • 2026年4月1日から2027年2月26日まで受付予定
  • 予算額に達し次第終了
既設太陽光へ蓄電池を追加したい方は市町制度まで確認県共同購入には蓄電池のみのプランもありますが、市町独自の蓄電池支援がある場合もあります。

BATTERY

蓄電池|既設太陽光への追加か、新規セットかで制度が変わる

  • 県共同購入:蓄電池のみのプランあり
  • 浜松市:既設または新設太陽光がある住宅の蓄電池に8万円
  • 沼津市:新規太陽光+蓄電池等のセットで一律10万円
  • 富士市:蓄電池5万円の2026年度制度は受付終了
  • 藤枝市:再エネと連携する蓄電池に2万円/kWh・上限6万円
国のDR家庭用蓄電池補助は公募終了令和7年度補正のDR家庭用蓄電池事業は、2026年5月29日に予算へ達して公募終了しました。事務局は公募再開予定なしと案内しています。

新規太陽光とセット?既設太陽光へ追加?

蓄電池の状況から、確認する制度を整理します

住所・既設太陽光・蓄電池の検討状況から、公的機関の公開情報を確認します。

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BEFORE APPLICATION

申請前に確認する5つ|静岡県は「工事前」と「設置後」が混在

1.住んでいる市町太陽光単独・蓄電池・V2Hの対象が違います。
2.自己所有か、共同購入・0円ソーラーか購入方法と第三者所有・リースでは契約条件が違います。
3.太陽光だけか、蓄電池・V2Hも付けるか浜松市・沼津市のように設備の組み合わせが条件になる自治体があります。
4.工事前か、設置後か富士市・沼津市は工事前、浜松市は設置後申請です。
5.現在受付中か富士市のように年度途中で予算へ達し終了することがあります。
見積もりが出た段階で一度確認契約・工事へ進む前に、利用予定の制度と申請の順番を整理してください。

FAQ

静岡県の太陽光発電でよくある質問

静岡県から住宅用太陽光の支援はありますか?

2026年度の県の住宅向け太陽光施策としては、太陽光・蓄電池の共同購入や0円ソーラーが案内されています。市独自の太陽光・蓄電池補助もあるため、住所から市町制度も確認してください。

静岡県の共同購入は補助金ですか?

補助金ではありません。購入希望者をまとめて発注し、設備導入費の低減を目指す仕組みです。

浜松市の太陽光補助はいくらですか?

2026年度は太陽光発電システムが2万円です。ただし家庭用蓄電池またはV2Hと一緒に設置し、同時申請する場合のみ対象です。蓄電池・V2Hは各8万円です。

富士市は今も太陽光補助を申請できますか?

2026年度の市民ゼロカーボンチャレンジ補助金は2026年6月30日に受付終了しています。

沼津市は太陽光だけでも補助されますか?

2026年度の住宅向け制度は、太陽光+蓄電池、太陽光+V2H、または3設備の同時設置が対象で、一律10万円です。既存住宅が対象です。

藤枝市の蓄電池補助はいくらですか?

2026年度は蓄電池容量1kWhあたり2万円、上限6万円です。再生可能エネルギー発電システムと連携する設備が対象です。

補助金は工事前に申請しますか?

自治体によります。富士市・沼津市は工事前の手続きが重要ですが、浜松市は対象設備の設置後に申請します。

国の蓄電池補助金60万円は今も申請できますか?

令和7年度補正のDR家庭用蓄電池事業は2026年5月29日に公募終了しています。事務局は再開予定なしと案内しています。

SUMMARY

まとめ|静岡県は「県の購入支援・市補助・申請順序」を分けて確認

  • 県は2026年度、太陽光・蓄電池の共同購入を実施
  • 県は0円ソーラーの住宅向けプランも案内
  • 共同購入・0円ソーラーは市町の補助金とは別の仕組み
  • 浜松市は太陽光2万円、蓄電池・V2H各8万円
  • 浜松市の太陽光は蓄電池またはV2Hとの同時導入が条件
  • 富士市の2026年度太陽光・蓄電池補助は6月30日に受付終了
  • 沼津市は既存住宅の太陽光+蓄電池等に一律10万円
  • 藤枝市は家庭用蓄電池2万円/kWh・上限6万円
  • 浜松市は設置後、富士市・沼津市は工事前手続きが重要
  • 静岡・浜松の年間日照時間は平年値で2,000時間を超える
  • 国のDR家庭用蓄電池補助は2026年5月29日に公募終了

静岡県では、県の共同購入・0円ソーラーと、市町の補助制度を分けて考える必要があります。住所、設備構成、購入方法、契約・工事の時期を整理してから確認してください。

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住所・太陽光/蓄電池の検討状況・購入方法・契約状況から、公的機関の公開情報を確認します。

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公的機関の公開情報・確認先(2026年8月10日確認)
・静岡県「太陽光発電設備等共同購入支援事業」
https://www.pref.shizuoka.jp/sangyoshigoto/kigyoshien/energy/1053443.html
・静岡県「静岡県0円ソーラー事業」
https://www.pref.shizuoka.jp/sangyoshigoto/kigyoshien/energy/1081940/index.html
・静岡県「住宅用プラン一覧」
https://www.pref.shizuoka.jp/sangyoshigoto/kigyoshien/energy/1081940/1047855.html
・浜松市「令和8年度浜松市スマートハウス・次世代自動車補助金」
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/shin-ene/smart_hojyo/hojokin.html
・富士市「市民ゼロカーボンチャレンジ補助金」
https://www.city.fuji.shizuoka.jp/1030050000/p004111.html
・富士市「自己所有による太陽光発電システムの導入に関する補助金」
https://www.city.fuji.shizuoka.jp/1030050000/p004112.html
・富士市「蓄電池・V2Hの導入に関する補助金」
https://www.city.fuji.shizuoka.jp/1030050000/p004113.html
・沼津市「住宅用新エネ・省エネ機器設置費及び省エネリフォーム費補助金」
https://city.numazu.shizuoka.jp/kurashi/sumai/kankyo/hojyo/shinene.htm
・藤枝市「家庭用蓄電池設置費補助金」
https://www.city.fujieda.shizuoka.jp/soshiki/kankyosuido/kankyoseisaku/gyomu/2/kakushuhojokin0/16930.html
・気象庁「静岡 平年値」「浜松 平年値」
https://www.data.jma.go.jp/stats/etrn/
・SII「令和7年度補正 DR家庭用蓄電池事業」
https://dr-battery.sii.or.jp/r7h/

※制度内容・受付状況・予算残は変更される場合があります。契約・発注・工事前後のどの段階で申請する制度なのかも含め、県・各市町・制度運営主体の最新案内をご確認ください。