三浦半島の太陽光補助金【2026年最新】横須賀・逗子・三浦・鎌倉・葉山を一括比較

SUBSIDY COMPARISON

三浦半島の太陽光補助金、個人向けは5市町とも一律7万円/kW。最大78万円。

横須賀・逗子・三浦・鎌倉・葉山——この5市町は環境省の「重点対策加速化事業費補助金」を共同で運用しています。申請窓口が一元化されていて、蓄電池も太陽光と同時設置なら費用の1/3が出る。4kW太陽光+150万円の蓄電池で計算すると、市(町)だけで78万円。国のDR補助金を足せば100万円を超えるケースもあります。

ただ、ここに落とし穴がある。鎌倉市はR7年度の家庭用予算がたった2ヶ月半で100%到達。受付開始は5月1日で、7月17日にはもう終わっていた。「まだ大丈夫だろう」と構えていると、R8年度も同じ目に遭う可能性は高い。この記事では5市町の補助金を横並びで比較して、「うちはどこに申請する?」「結局いくらもらえる?」に1次情報で答えます。

📌 令和8年度(2026年度)の補助金について

本記事は令和7年度の実績に基づく金額です。5市町とも令和8年度の継続実施を予定しています。R8年度の正式な金額・受付開始日は各市町から発表され次第、本記事も更新します。

SUBSIDY AMOUNT

三浦半島5市町の太陽光補助金はいくら?一括比較表

個人向けは5市町共通で太陽光7万円/kW+蓄電池は費用の1/3。事業者は横須賀市だけ+2万円/kWの上乗せあり。

制度名は「○○市(町)重点対策加速化事業費補助金」。名前こそ自治体ごとに違うけれど、中身はほぼ同じ仕組みです。環境省の交付金を財源に、三浦半島4市1町が共同運用。R6年度に横須賀市が単独で始めて、R7年度から残り4市町が合流しました。

個人向け補助金額(5市町共通)

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対象設備補助金額備考
太陽光発電7万円/kWkW未満の端数は切り捨て
蓄電池(蓄電システム+工事費)の1/3太陽光と同時設置のみ。単独は対象外

事業者向け補助金額(市町別の差に注意)

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市町太陽光蓄電池備考
横須賀市9万円/kW費用の1/3R7・8年度限定で+2万円上乗せ。LED補助もあり
鎌倉市7万円/kW費用の1/3上限額なし(予算の範囲内)
逗子市7万円/kW費用の1/3
三浦市5万円/kW費用の1/3事業者単価が他市より低い
葉山町7万円/kW費用の1/3

※出典:横須賀市・鎌倉市・逗子市・三浦市・葉山町 各公式サイト(2026年4月12日確認)

💡 4kW太陽光+10kWh蓄電池で計算してみると

太陽光:7万円×4kW=28万円。蓄電池:仮に蓄電システム+工事費150万円(税抜)として1/3=50万円。合計78万円。これは市(町)だけの金額で、国の補助金を加えれば100万円を超えるケースも出てきます。ざっくり言えば、4人家族の年間電気代3〜4年分に相当する金額が戻ってくるイメージ。

💬 アドバイス

三浦半島は塩害エリアを含みます。潮風を浴びる屋根の上で20年以上働くパネルにとって、「表面がフラットかどうか」は地味だけど決定的な差になる。BCソーラーのように電極を裏面に配置したパネルなら、表面のガラス面に凹凸がなく、塩分や砂の付着を雨が洗い流しやすい。変換効率26.5%、重さは従来パネルの約半分。沿岸部の屋根にこそ差が出る選択肢です。

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三浦半島の各市町で補助金に違いはある?予算と注意点を確認

個人の補助単価は同じ。だが予算規模・到達スピード・他制度との併用ルールが市町ごとに異なる。

「同じ金額なら、どこに住んでいても同じでしょ?」——そう思いがちだけど、実態は違います。鎌倉と三浦では予算の「消化速度」がまるで別物。市ごとの特徴を押さえておかないと、申請するつもりだった補助金がすでに終了していた、なんてことが普通に起きます。

横須賀市

三浦半島の重点対策事業における「本丸」。R6年度に単独で制度を開始し、R7年度に他4市町へ横展開しました。事業者向けはR7・R8年度限定で太陽光に+2万円/kWの上乗せ(合計9万円/kW)。中小企業にとっては全国的にも破格の水準です。

注意すべきは、よこすかエコポイント制度との併用が不可という点。どちらを使うか選ぶ必要がある。LED(高効率照明)の補助は横須賀市だけの取り扱いで、R7年度は7月11日に予算到達で締め切られています。

出典:横須賀市公式サイト

鎌倉市

R7年度の予算は5,340万円。家庭用はなんと7月17日に予算100%到達で受付終了。5月1日の受付開始から、わずか2ヶ月半。まるで人気チケットの争奪戦。事業者用は16%にとどまったので、個人の申請が一点集中した格好です。

鎌倉市にはもう一つ「住宅用再生可能エネルギー・省エネ機器等設置費補助金」(予算600万円)もある。ただし重点対策との併用は不可。蓄電池を単独で申請したい場合や、エネファーム・V2Hを対象にしたいならこちらが選択肢になります。R8年度の重点対策は5月開始予定、住宅用再エネは4月1日開始予定。

出典:鎌倉市公式サイト

逗子市

逗子市にも従来の「カーボンニュートラル推進補助金」がありますが、重点対策との併用は不可。太陽光+蓄電池を導入するなら、重点対策の方が補助額は大きいケースがほとんど。契約前にどちらを使うか、必ず確認してください。

出典:逗子市公式サイト

三浦市

R7年度の予算は約1,473万円。R7は1月15日で受付終了。事業者向けは太陽光5万円/kWで、他4市町の7万円より低い設定です。申請額が予算額に近づくと最後の申請者は満額にならない場合があると、公式サイトに案内されています。

出典:三浦市公式サイト

葉山町

葉山町には従来からの「再生可能エネルギーシステム等設置補助金」もあります。重点対策と同時に案内されているものの、申請先や条件が異なる。どちらの制度で申請するか、契約前に確認しておく必要があります。

出典:葉山町公式サイト

⚠ 県の補助金との併用に注意

重点対策加速化事業費補助金は、神奈川県の補助金との併用が制限される場合があります。鎌倉市は明確に「県補助と併用不可」。一方、逗子市・三浦市は「併用可能な場合がある」との案内も。確認せずに両方申請すると、片方が取り消しになるリスクがある。お住まいの市町+県の窓口、両方に確認してから申請するのが安全です。

💬 経験談

鎌倉市の7月予算到達を見ると、三浦半島は補助金の認知度が高いエリアだと実感します。R8年度は5月の受付開始直後に申請するつもりで、見積もりや書類の準備は3〜4月中に済ませておくのが現実的。「申請してから業者を探す」——この順番だと、間に合わないケースが出てきます。

APPLICATION PROCESS

三浦半島の太陽光補助金、申請の手順と落とし穴は?

申請窓口は5市町共通の「三浦半島重点補助金事務局」。郵送か電子申請のみで、窓口持参は不可。

「補助金って市役所に行けばいいんでしょ?」——三浦半島の重点対策は、そうじゃない。市役所でも町役場でもなく、5市町共通の専用事務局が書類の受付と審査を一括で行っています。ここを間違えると、そもそもスタート地点に立てません。

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    見積もり・業者選定

    受付開始前に施工業者から見積もりを取得。補助対象経費(工事費・設備費・業務費・事務費)の内訳が明確な見積書が必要です。相見積もりは最低2社、できれば3社。ここで手を抜くと、あとで「見積書の内訳が不十分」で差し戻されます。

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    交付申請書の提出(郵送 or 電子申請)

    交付申請書+役員等氏名一覧表(個人も必要)+見積書+設備容量資料+配置図+直近1年間の月別電力消費量。書類の数が多い。不備があれば修正対応で後ろ倒しになり、先着順なので他の申請者に枠を取られる。予算がなくなり次第終了です。

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    交付決定通知の受領

    審査完了後、各市町から「交付決定通知書」が届きます。この通知が届く前に契約・工事着手すると原則対象外。ただし「事前着手届」を提出すれば、R7年4月1日以降の着手は認められるケースもあります。

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    工事・設置完了

    太陽光パネルと蓄電池を設置し、費用の支払いまで全て済ませます。

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    実績報告書の提出 → 補助金受領

    実績報告書+領収書等の写しを事務局に提出。審査後、各市町から「交付額確定通知書」が届き、2〜4週間後に補助金が振り込まれます。R7年度は2月15日が実績報告の期限でした。

書類不備=「順番負け」に直結する

先着順の補助金で書類に不備があると、修正→再提出の間に他の申請者が枠を埋めていく。鎌倉市のように2ヶ月半で予算到達するエリアでは、書類を「1回で通す力」が勝負の分かれ目。見積書の内訳、設備容量の記載、配置図の書き方——細かいルールが多く、初めて申請する方が独力で完璧に揃えるのはかなりハードルが高い。補助金の申請書類とは、言ってみれば「自治体への提案書」。体裁を整えるだけでは通らない。

💬 アドバイス

補助金申請に慣れた業者と組むのが一番確実です。書類の作成から提出タイミングの判断まで、経験値がそのまま採択率に直結する。「見積もりを取る段階」で、その業者が補助金対応の実績をどれだけ持っているかを確認しておく。それだけで、あとの手間が劇的に変わります。

SUBSIDY SIMULATION

三浦半島の太陽光補助金と国の補助金、合わせると総額いくらになる?

4kW太陽光+10kWh蓄電池で市(町)+国=推定115万円。年間電気代の8年分に相当する額。

「補助金がもらえるのは分かったけど、全部合わせると結局どうなるの?」——ここが一番気になるところでしょう。三浦半島の重点対策は県補助との併用が制限されるケースがあるので、ここでは「市(町)+国」の2重取りでシミュレーションします。国のDR補助金(蓄電池向け)は太陽光と同時設置が前提です。

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補助金の種類4kW+10kWhの場合6kW+10kWhの場合
市(町)太陽光28万円(7万×4kW)42万円(7万×6kW)
市(町)蓄電池約50万円(150万円の1/3)約50万円(同上)
国(DR補助金)約37万円(蓄電池容量×3.7万円目安)約37万円
合計(推定)約115万円約129万円

※R7年度実績ベースの概算。蓄電池コスト150万円(税抜)と仮定。DR補助金はR8年度の単価未確定のため参考値。実際の金額は設備仕様・申請条件により異なります。

💡 投資回収のイメージ

4kW太陽光+10kWh蓄電池の導入費用は約250〜300万円。補助金115万円を引くと、実質負担は約135〜185万円。4人家族で自家消費率60%と仮定すると、年間の電気代削減は約12〜15万円(月額1〜1.2万円の節約に相当)。投資回収は約10〜13年。パネル寿命は25〜30年なので、回収後は15年以上の「黒字運転」が続きます。月々の電気代が減った分は、教育費や旅行に回せる。太陽光は「貯金」のように積み上がっていく設備です。

💬 注意点

県の補助金が使えれば3重取りも可能ですが、重点対策との併用ルールは市町ごとに微妙に違う。確認すべき先は2つ、「お住まいの市(町)の重点対策事務局」と「県の補助金窓口」。どちらか片方だけでは不十分です。確認を怠ると、片方の補助金が取り消しになるリスクがあります。

FAQ

三浦半島の太陽光補助金、みんなが気になる疑問は?

5市町の金額差・申請期限・蓄電池単独・県との併用——よくある5つの疑問に回答。

三浦半島の5市町で補助金額に差はある?
個人向けは5市町とも太陽光7万円/kW+蓄電池は費用の1/3で共通です。事業者向けは横須賀市がR7・8年度限定で+2万円/kWの上乗せあり。三浦市は事業者向けが5万円/kWと他より低めです。
三浦半島の補助金はいつまでに申請すればいい?
R7年度の受付期間は5月1日〜R8年1月15日でしたが、鎌倉市の家庭用は7月17日に予算到達で終了。R8年度も5月開始予定ですが、受付直後に申請できるよう準備しておくのが安全です。
蓄電池だけで申請できる?
いいえ、蓄電池単独での申請は対象外です。太陽光発電と同時に導入した場合のみ蓄電池の補助が出ます。蓄電池だけ設置したい場合は、鎌倉市の住宅用再エネ補助金やDR補助金など別制度を検討してください。
申請先は市役所?町役場?
いいえ、市役所や町役場ではなく5市町共通の専用事務局に郵送または電子申請します。書類が多いため、補助金対応の実績がある施工業者にサポートを依頼するのが確実です。
県の補助金と併用できる?
市町によって扱いが異なります。鎌倉市は「県補助と併用不可」と明記。逗子市・三浦市は「併用可能な場合がある」と案内しています。申請前にお住まいの市町の窓口で必ず確認してください。

SUMMARY

まとめ:三浦半島の太陽光補助金は5市町共通で全国屈指に手厚い

太陽光7万円/kW+蓄電池1/3。国と合わせれば100万円超。R8年度5月の受付開始に向けて、今から準備を。

三浦半島の太陽光補助金ポイント

  • 個人向けは5市町とも太陽光7万円/kW+蓄電池は費用の1/3(太陽光と同時設置が条件)
  • 事業者は横須賀市がR7-8年度限定で+2万円/kW上乗せ(合計9万円/kW)
  • 鎌倉市はR7家庭用が2ヶ月半で予算到達。R8年度も早期申請が必須
  • 先着順・予算到達で終了。書類不備=枠を失う。補助金対応の実績がある業者選びが鍵

初版:2026-04-12 / 最終更新:2026-04-12