太陽光発電の補助金ガイド【2026年】国の制度・自治体補助・申請前の確認ポイント

太陽光発電の補助金について、2026年の国の制度・自治体補助・申請前の確認ポイントを紹介する図

SOLAR SUBSIDY GUIDE 2026

2026年8月9日更新|公的機関の公開情報から確認

太陽光発電の補助金は、「国・県・市の金額を足せば終わり」ではありません。

2026年は、国のDR家庭用蓄電池補助が5月29日に公募終了しました。一方で、新築ZEHやGX志向型住宅、既存住宅のZEH改修など、現在も受付中の国の制度があります。自治体の太陽光・蓄電池補助も、地域によって受付状況や条件がかなり違います。

このページでは、個別の市区町村金額を全部並べるのではなく、「今どんな制度があるのか」「自分は何を確認すればいいのか」を分かりやすく整理します。

CURRENT STATUS

2026年8月の結論|使える制度と、すでに終わった制度を分けて考える

公募終了 DR家庭用蓄電池事業

2026年5月29日に申請額が予算へ到達し終了。事務局は公募再開の予定はないと案内しています。

受付中 みらいエコ住宅2026

GX志向型住宅、長期優良住宅、ZEH水準住宅などを支援。太陽光単体の補助ではなく、住宅全体の性能要件で判断されます。

受付中 新築戸建ZEH・ZEH+

令和8年度の一般公募を実施中。単年度事業は2026年12月11日までの予定です。

地域ごとに違う 都道府県・市区町村

太陽光、蓄電池、PPA、ZEHなど制度内容は自治体ごとに異なり、年度途中で終了する地域もあります。

「太陽光パネルだけなら国から○万円」とは考えない

現在の国の住宅向け支援は、ZEH・GX志向型住宅・蓄電池・省エネ改修など、別の要件と組み合わせる制度が中心です。既存住宅へ太陽光を設置する場合は、都道府県・市区町村の制度も合わせて確認します。

NATIONAL PROGRAMS

2026年に確認したい国の住宅向け支援

DR家庭用蓄電池事業|現在は公募終了

令和7年度補正のDR家庭用蓄電池事業は、DRに活用できる家庭用蓄電システムを対象とし、1申請あたりの補助上限は60万円でした。

ただし現在は使えません。2026年5月29日に交付申請額が予算へ達したため公募終了となり、事務局は再開予定なしと案内しています。

旧ページの「DR最大60万円を今の補助額へ足す」計算は削除

過去に利用できた制度として説明することはできますが、2026年8月時点の見積もりや補助金合計へ加えることはできません。

みらいエコ住宅2026|新築・リフォームを支援

新築ではGX志向型住宅、長期優良住宅、ZEH水準住宅が対象です。GX志向型住宅は地域区分により125万円/戸または110万円/戸。長期優良住宅とZEH水準住宅は対象世帯などの条件があります。

2026年8月9日時点では第2期の受付が続いています。これは「太陽光パネルを付ければその金額がもらえる制度」ではなく、住宅全体の省エネ性能などを満たすことが前提です。

新築戸建ZEH・ZEH+|令和8年度も公募中

環境省の令和8年度事業では、新築戸建住宅のZEH・ZEH+化を支援しています。地域区分に応じて、ZEHは55万円/戸または45万円/戸、ZEH+は90万円/戸または80万円/戸。蓄電システムなどへの追加支援もあります。

新築戸建ZEHの一般公募は、単年度事業で2026年5月21日から12月11日までの予定です。

既存住宅のZEH改修|2026年度は改修制度もある

既存住宅についても、ZEH+改修、ZEHリノベ、ZEH診断の制度があります。ZEHリノベは2026年6月1日から11月11日まで、ZEH+改修は一次・二次に分けて公募されています。

国の制度同士、自治体制度との併用は必ず個別確認

住宅省エネ2026キャンペーンは、国費が充当されている地方公共団体の支援制度とは併用できない場合があると案内しています。「国+都道府県+市区町村を全部足す」と先に決めないことが大切です。

どの国制度と自治体制度を見るべきか分からない方へ

住所と住宅条件から、確認先を整理します

使えると断定するのではなく、公的機関の公開情報を確認して、現在利用できる可能性がある制度を整理します。

自分の地域から確認する

補助金情報だけ知りたい方も利用できます

LOCAL PROGRAMS

都道府県・市区町村の補助金|金額より「現在の受付状況」を見る

自治体の制度は、同じ太陽光・蓄電池でも条件がそろっていません。太陽光単体を補助する地域、蓄電池とのセットが必要な地域、PPA・リースを対象にする地域、新築を対象外とする地域などがあります。

そのため、この基礎ガイドでは47都道府県の金額を1枚の表へ固定しません。金額が変わったり受付が終了したりすると、表だけが古くなりやすいためです。

公開済みの地域ページがない場合や、市区町村単位の現在の状況が必要な場合は、上の地域確認フォームから確認できます。

BEFORE APPLICATION

申請前に確認する4つ|「いくら出る?」より先に見る

1
現在も受付中か
年度内でも予算到達や期間終了があります。DR家庭用蓄電池事業のように、公募期間の予定より早く終わる制度もあります。
2
住宅と設備が対象か
新築・既存、戸建て・共同住宅、太陽光単体・蓄電池セット、購入・PPAなどを確認します。
3
契約・工事の順番は合っているか
交付決定前の契約や着工が対象外になる制度があります。見積もりの前後で何をしてよいか募集要領を確認します。
4
他制度と併用できるか
同じ設備や同じ費用に国費が重なる場合など、併用できないケースがあります。制度名だけで判断しません。

申請者が誰なのかも制度ごとに違います

本人が申請する制度、施工・販売事業者と共同で行う制度、住宅事業者が手続きする制度があります。「業者が全部やってくれる」と決めつけず、見積もり段階で確認してください。

COMBINATION

複数の補助金を使いたいとき|先に足し算しない

国、都道府県、市区町村に制度があっても、それだけで全部を併用できるとは限りません。確認するのは、財源・対象設備・対象経費・申請時期です。

確認項目見るポイント
財源自治体制度に国費が使われていないか
設備太陽光と蓄電池のどちらを補助対象としているか
対象経費同じ機器費・工事費へ重複して補助を受けないか
順番契約・交付申請・交付決定・工事の順序

この4点が違うため、サイト上で全国一律の「最大合計額」を出すことはしません。個別の住所と設備条件が分かれば、確認すべき制度を絞れます。

FAQ

太陽光発電の補助金でよくある質問

2026年8月現在、国のDR蓄電池補助金は使えますか?

使えません。令和7年度補正のDR家庭用蓄電池事業は2026年5月29日に申請額が予算へ達し、公募終了となりました。事務局は公募再開の予定はないと案内しています。

太陽光パネルを付ければ国から一律で補助金が出ますか?

現在の主な国制度は、太陽光だけの設置費を全国一律に補助する形ではなく、ZEH・GX志向型住宅・蓄電池・省エネ改修などの条件と組み合わせる制度が中心です。自治体では太陽光単体を対象にする制度もあります。

みらいエコ住宅2026は太陽光の補助金ですか?

太陽光パネル単体への補助ではありません。GX志向型住宅、長期優良住宅、ZEH水準住宅など、住宅全体の省エネ性能や世帯要件などを満たす新築住宅等が対象です。

国・都道府県・市区町村の補助金は全部使えますか?

制度によります。国費が使われている自治体補助との併用を認めない制度や、同一設備・同一経費の重複を認めない制度があります。募集要領で個別に確認してください。

補助金は契約した後に調べても間に合いますか?

制度によっては間に合いません。契約、発注、支払い、工事着手を交付決定前に行うと対象外になる制度があります。契約前に確認するのが安全です。

自分の市区町村の制度が分からない場合はどうすればいいですか?

自治体の担当課や公的な検索ページで確認できます。当サイトでも、住所・住宅条件・検討設備から公的機関の公開情報を確認し、現在利用できる可能性がある制度を整理しています。

SUMMARY

まとめ|2026年は「制度名」より、今の受付状況と自宅条件を確認

  • DR家庭用蓄電池事業は2026年5月29日に公募終了・再開予定なし
  • みらいエコ住宅2026は第2期受付中
  • 新築戸建ZEH・ZEH+の令和8年度公募も実施中
  • 既存住宅向けにはZEH改修・リノベ・診断の制度もある
  • 自治体補助は地域、住宅、設備、受付時期で条件が変わる
  • 国・都道府県・市区町村の補助を一律に合算しない
  • 契約・工事より前に制度条件を確認する

ここまでで補助金の全体像はつかめます。ただ、最終的に知りたいのは「自分の住所・住宅・設備ではどうなのか」だと思います。そこは公的機関の公開情報を個別に確認する必要があります。

補助金情報だけ知りたい段階でもOK

あなたの条件で確認すべき制度を整理します

住所・住宅条件・太陽光/蓄電池の検討状況から、公的機関の公開情報を確認します。情報を受け取った後、見積もりや設置相談へ進むかどうかはご自身で判断できます。

自分の地域の補助金を確認する

調査は無料です

公的機関の公開情報・確認先(2026年8月9日確認)
・SII「令和7年度補正 DR家庭用蓄電池事業」
https://dr-battery.sii.or.jp/r7h/
・住宅省エネ2026キャンペーン
https://jutaku-shoene2026.mlit.go.jp/
・環境省「令和8年度 戸建住宅・集合住宅のZEH化・省CO2化促進事業」
https://www.env.go.jp/earth/earth/ondanka/enetoku/2026/
・ZEH補助金「令和8年度 新築戸建ZEH 公募情報」
https://zehweb.jp/house/overview/general.html
・ZEH補助金「令和8年度 既存改修」
https://zehweb.jp/renovation/
・環境省「住宅脱炭素NAVI 全国省エネ住宅支援検索ページ」
https://policies.env.go.jp/earth/zeh/search/

※受付状況・予算残・対象条件は変更される場合があります。契約・発注・工事前に最新の募集要領をご確認ください。