東京都の太陽光発電補助金【2026年最新】既存住宅なら最大45万円|蓄電池・区の上乗せも解説

見積書を見て、夫が言った。

「210万か……。」

太陽光パネルと蓄電池のセット。黙って電卓を叩いていた妻が顔を上げた。

「東京都の補助金って、142万円出るらしいよ。」──自己負担68万円。その一言で、話は一気に動き出した。

東京都の太陽光補助金は、全国トップクラスの手厚さ。正直、ここまで出す自治体は他にありません。

既存住宅なら太陽光だけで最大45万円。蓄電池を足せば72万円。さらに区の上乗せで合計100万円を超えるケースも珍しくない

にもかかわらず、補助金を知らずに全額自腹で設置してしまう人や、事前申込を忘れて1円ももらえない人が、今もいる。それはもったいなさすぎる。

この記事では、令和7年度の東京都補助金を「いくらもらえるか」「うちは使えるか」「どう申請するか」の順番で整理しました。

令和7年度 最新データ23区の上乗せ一覧表つき3重取りシミュレーションあり

太陽光の補助金額|早見表

結論から見せます。この表だけ見れば、あなたの家がいくらもらえるかの目安がわかる。

▼ 太陽光発電の補助金額(令和7年度)

区分容量補助単価上限
既存住宅3.75kW以下15万円/kW45万円
既存住宅3.75kW超12万円/kW50kW未満
新築住宅3.6kW以下12万円/kW36万円
新築住宅3.6kW超10万円/kW50kW未満

注目してほしいのは、既存住宅の方が新築より補助単価が高いこと。新築は設置義務化で半ば強制だから、インセンティブは既存住宅に手厚くなっている。すでに家をお持ちの方にとっては追い風です。

上乗せ補助もある:陸屋根への架台設置(戸建10万円/kW、集合住宅20万円/kW)、防水工事(18万円/kW)、機能性パネル(8万円)なども対象。該当する方はさらに増額されます。

蓄電池の補助金|12万円/kWhは破格

「蓄電池の補助金がこんなに出るの?」と驚く方が多い。正直、異次元の手厚さです。

▼ 蓄電池の補助金額

項目補助額
蓄電池システム新設12万円/kWh
蓄電池ユニット増設8万円/kWh
DR実証参加ボーナス+10万円

一般的な6.0kWhの蓄電池なら72万円。DR参加でさらに10万円加算して82万円。ここまで出す自治体は、東京都以外にない。

条件あり:蓄電池の補助金は、太陽光が設置済みまたは同時設置であることが必須。蓄電池単独はNG。またSII登録機器に限ります。
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経験

去年の申請サポートで、こんなことがありました。蓄電池のDR参加条件を知らずに申請して10万円もらい損ねたお客様がいた。「DR」と言われても何のことかわからないのは当然なんです。こういう細かい条件こそ、プロに任せた方がいい。

ここまで読んで「うちはいくらもらえるんだろう」と思いましたか?
その金額、無料で出せます。

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3重取りシミュレーション

「制度はわかったけど、うちの場合は合計でいくら?」──一番知りたいのはここですよね。3パターンで計算してみます。

📊 ケース1:既存住宅に4.5kW太陽光のみ

4.5kW × 12万円/kW =

54万円

※3.75kW超のため12万円/kW適用

📊 ケース2:世田谷区の既存住宅に4.5kW太陽光+蓄電池6.5kWh

都の太陽光:4.5kW × 12万円 = 54万円

都の蓄電池:6.5kWh × 12万円 = 78万円

DR参加:+10万円

世田谷区太陽光:3万円/kW × 4.5kW = 13.5万円

合計 155.5万円

※さらに国のDR補助金(最大60万円)との併用も可能

📊 ケース3:葛飾区のTさん(4人家族・既存住宅)の実例イメージ

太陽光4.8kW+蓄電池6.5kWhをセット導入。

都の補助金:太陽光57.6万円+蓄電池78万円+DR 10万円 = 145.6万円

葛飾区:太陽光38.4万円+蓄電池併設加算5万円 = 43.4万円

合計 189万円(自己負担は約50万円)

※実例をもとに構成したシミュレーション

設置費用の相場が200〜250万円として、補助金で150万円以上カバーできる。自己負担が100万円を切る可能性がある。これ、「検討する」ではなく「やらない理由を探す方が難しい」水準ではないでしょうか。

23区の上乗せ補助金一覧

都の補助金に加えて、各区が独自の上乗せをしています。区によって金額差が大きいので、お住まいの区をチェックしてください。

▼ 23区の太陽光補助金(2026年1月時点)

補助額備考
千代田区対象経費の20%(上限125万円)都内最高水準
文京区10万円/kW(上限70万円)5kW超は5万円/kW
港区10万円/kW(上限40万円)
中央区10万円/kW(上限35万円)エコアクトで15万円/kW
新宿区10万円/kW(上限30万円)
北区8〜9.6万円/kW(上限24万円)区内業者で優遇
葛飾区8万円/kW(上限40万円)蓄電池併設+5万円
江戸川区7.5万円/kW(上限22.5万円)
足立区6万円/kW(上限24万円)区内業者で7.2万円/kW
江東区5万円/kW(上限20万円)蓄電池同時で6万円/kW
品川区5万円/kW(上限20万円)
台東区5万円/kW(上限20万円)
墨田区5万円/kW(上限20万円)
杉並区4万円/kW(上限12万円)
世田谷区3万円/kW(上限30万円)
目黒区3万円/kW(上限15万円)
荒川区2万円/kW(上限25万円)区内業者で上限30万円
中野区2kW以上で15万円一律
豊島区2万円/kW(上限8万円)
練馬区対象経費の1/2(上限8万円)
大田区区独自なし
渋谷区区独自なし
板橋区区独自なし
区の補助金がない方へ:大田区・渋谷区・板橋区は区独自の太陽光補助がありません。ただし都の補助金は使えますし、蓄電池やV2Hには区の補助がある場合も。諦めずに確認してみてください。

申請の流れ|5ステップ

「申請って面倒じゃない?」と思いますよね。実は、手順さえ知れば意外とシンプル。ただし1つだけ絶対に間違えてはいけないポイントがある。

補助金申請 5ステップ

1事前申込(契約前に必須!)
クール・ネット東京のサイトから電子申請。業者との契約前に行う。ここを忘れると補助金ゼロ
2受付通知を受領
都から通知が届いたら、契約・工事着手が可能に
3契約・着工・完工
施工業者と契約、太陽光・蓄電池を設置
4交付申請兼実績報告
工事完了後に書類提出(令和8年3月31日まで)
5補助金の受け取り
審査後、指定口座に振り込み
最大の落とし穴:事前申込は必ず契約の前に行うこと。工事を先に始めて後から申請、は一切受け付けてもらえない。「先にやっちゃえ」で補助金を逃す人が毎年います。これだけは絶対に忘れないでください。
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アドバイス

令和7年度の予算は約702億円。巨額ですが、毎年申請が殺到して早期終了するリスクがある。期限は2026年3月31日。「来月やろう」と先延ばしにしていたら予算切れ──そんなケースを何度も見てきました。検討中の方は、とにかく早めに動いてください。

都+区+国、3つの補助金が全部使えるかどうかは設置条件で変わります。
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国の補助金との併用

東京都の補助金と国の補助金は、原則として併用できる。特に見逃せないのはDR補助金。

国の補助金対象補助額都との併用
DR補助金蓄電池最大60万円◎ 可能
みらいエコ住宅2026蓄電池(リフォーム)64,000円〜○ 可能
ZEH補助金新築住宅55〜112万円△ 条件あり

都の蓄電池82万円+国のDR60万円で最大142万円。蓄電池の導入費用をほぼ全額カバーできる計算。これは使わない手はないでしょう。

よくある質問 Q&A

Qマンション(集合住宅)でも使えますか?

A使えます。管理組合を通じて申請する形。集合住宅の陸屋根は架台補助(20万円/kW)も出るので、戸建て以上に手厚い面もあります。

Q令和8年度(2026年4月〜)も同じ制度は続きますか?

A設置義務化の流れからして継続の可能性は高い。ただし補助率や上限は毎年見直される。同じ水準が続く保証はないので、確実に使える今年度中に申請するのが得策です。

Q賃貸オーナーでも申請できますか?

Aはい。個人・法人・管理組合いずれも対象。賃貸物件の屋根に設置するケースも補助対象になります。

Q都と区の補助金は併用できますか?

A原則として可能。都+区+国の3重取りで最大化できます。ただし区によっては都の補助額を差し引くケースもあるので、事前に区の窓口に確認を。

Q屋根が古くても設置できますか?

A設置できます。ただし築20年以上は事前の屋根診断をおすすめします。軽量パネル(BCソーラー)なら従来の半分の重さ。屋根への不安は太陽光で屋根は傷む?の記事も参考にしてください。

Q補助金の申請は自分でやるもの?

A自分でもできますが、ほとんどの場合は施工業者が代行してくれます。申請の手間が気になる方は、補助金申請の代行実績がある業者を選ぶのが楽です。

まとめ|東京都民は「使わなきゃ損」の補助金レベル

この記事の要点

1既存住宅の太陽光補助は最大15万円/kW(上限45万円)。新築より手厚い
2蓄電池は12万円/kWh。6kWhなら72万円、DR参加で82万円
3区の上乗せで合計150万円超も現実的。葛飾区・千代田区・文京区が特に手厚い
4国のDR補助金と合わせて3重取りが可能
5事前申込は契約前に必須。令和7年度は2026年3月31日まで

冒頭の話を覚えていますか。「210万か」と黙り込んだ夫と、「142万円出るらしいよ」と返した妻の話。

あの一言がなければ、自己負担210万円。あの一言があったから、自己負担68万円。補助金を知っているか知らないかで、142万円の差がついた。

この記事を読んだあなたは、もう「知らなかった」とは言わない側にいます。あとは、自分の家でいくらになるかを確認するだけ。

梅原より

17年この仕事をしてきて、東京都ほど太陽光に手厚い自治体は見たことがない。設置費用の半分以上を補助金で賄える状況は、いつまで続くかわからない。「来年やろう」ではなく、今年度中に一歩を踏み出してほしい。補助金がなくなってから後悔しても遅いので。

この記事を読んだあなたは、もう「知らずに損する人」ではありません。
あとは、自分の家でいくらになるかを確認するだけです。

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※この記事は2026年2月時点の情報をもとに作成しています。補助金の金額・条件は年度ごとに変更されるため、必ずクール・ネット東京の公式サイトで最新情報をご確認ください。

出典:東京都環境局クール・ネット東京