東京23区の太陽光おすすめエリア|補助金・日照・屋根で比較

TOKYO 23 WARDS RANKING

「うちの区、太陽光に向いてるの?」
結論:東京23区なら、どの区でも太陽光は得
ただし「どのくらい得か」は区によってかなり違う。

違いを生むのは主に3つ。①区独自の補助金の手厚さ、②戸建ての屋根面積(設置容量)、③建物の密集度(日照条件)。この3つの掛け算で、同じ東京都内でも「すごく得する区」と「まあまあ得する区」に分かれる。

この記事では、23区を補助金・日照・屋根面積の3軸で総合評価し、太陽光パネルの設置に有利なエリアをランキング形式で紹介します。

※補助金額は2026年2月時点の目安です。最新情報は各区の公式サイトでご確認ください。

SECTION 01

評価基準──3つの軸で比較する理由

太陽光の「お得度」を決める要素は3つ。

  1. 1

    区独自の補助金

    東京都の補助金は23区共通。差がつくのは区独自の補助金。上限10万円の区もあれば30万円の区もある。この差が直接、実質負担に影響。

  2. 2

    戸建て率と屋根面積

    23区の中でも城南・城西・城北エリアは戸建て率が高く、屋根面積も広い傾向。屋根が広い=大容量を設置できる=経済効果が大きい

  3. 3

    日照条件(建物密集度)

    周囲の建物の影が多いと発電量が落ちる。ビルが密集する都心部より、住宅街が広がる郊外エリアのほうが日照は確保しやすい。ただし23区内の日照条件の差は、実はそれほど大きくない。

現場から
お客様から「うちは都心だから太陽光は無理でしょ」と言われることがあります。でも実際は、都心の3階建て住宅でも屋上にパネルを設置して4kW以上載せている事例はたくさんある。「都心=無理」は思い込みです。大事なのは区の補助金と、実際の屋根の条件をきちんと確認すること。

SECTION 02

総合ランキング TOP10

補助金・戸建て率・屋根面積・日照条件の4要素を総合的に評価。太陽光パネル設置の「お得度」が高い順にランキングしました。

順位補助金戸建て環境総合評価
1位世田谷区◎ 上限25万円◎ 戸建て多・屋根広い★★★★★
2位杉並区◎ 上限25万円◎ 戸建て多・住宅街★★★★★
3位練馬区○ 上限20万円◎ 戸建て率高・日照良好★★★★☆
4位足立区◎ 上限25万円○ 戸建て多い★★★★☆
5位葛飾区◎ 上限25万円○ 戸建て多い★★★★☆
6位江戸川区○ 上限20万円◎ 屋根面積広い傾向★★★★☆
7位大田区○ 上限15万円◎ 戸建て多い★★★☆☆
8位北区○ 上限20万円○ 住宅街エリアあり★★★☆☆
9位板橋区○ 上限15万円○ 戸建てエリアあり★★★☆☆
10位港区◎ 上限30万円△ ビル多いが補助金が最高水準★★★☆☆

※ランキングは補助金額・戸建て率・日照環境を総合評価した当サイト独自の評価です。個別の住宅環境によって最適解は異なります。

ランキング外の区も「損」ではない

23区すべてで東京都の補助金(全国最高水準)が使える。区独自の補助金が少なくても、都+国の補助金だけで実質負担は大きく下がる。ランキング下位の区でも、他県と比べれば圧倒的にお得。

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SECTION 03

補助金が手厚い区 TOP5

区独自の補助金の手厚さだけで見ると、以下の5区が突出しています。

順位太陽光補助金蓄電池補助金特徴
1位港区上限30万円上限20万円23区で最高額。断熱改修セットで増額も
2位世田谷区上限25万円上限20万円環境配慮型住宅リノベ補助が充実
3位杉並区上限25万円上限20万円低炭素化推進機器助成で手厚い
4位足立区上限25万円上限15万円省エネ家電も対象になるケースあり
5位葛飾区上限25万円上限15万円地球温暖化対策設備助成が充実

補助金事例 ─ 世田谷区 Aさん(4人家族・既存住宅・太陽光5kW後付け)

都+区+国の3重取りで実質負担が3分の1に

設置費用

130万円

補助金適用後

40万円台

東京都(既存住宅 約66万円)+世田谷区(約25万円)で合計約91万円の補助金。130万円→40万円台に。「こんなに補助金が出るとは思わなかった」──Aさん。※条件・制度により異なります

経験
港区は補助金額が23区トップですが、戸建て住宅が少なくマンション中心。一方、世田谷区や杉並区は補助金が手厚いうえに戸建てが多く、設置しやすい。「補助金の額」×「設置のしやすさ」の掛け算で考えると、世田谷・杉並が総合1〜2位になる理由がわかります。

SECTION 04

日照・屋根面積で有利な区

補助金とは別に、「たくさん発電できる=経済効果が大きい」という観点での有利な区を見てみましょう。

特徴平均設置容量の傾向
練馬区23区で最も戸建て率が高い。住宅街が広がり日照良好4〜6kW
江戸川区平坦な地形で周囲の建物の影が比較的少ない4〜6kW
世田谷区敷地面積が広い戸建てが多く、屋根面積も大きい4〜7kW
足立区戸建て率が高く、土地面積に余裕がある住宅が多い4〜6kW
葛飾区戸建て住宅が多く、比較的日照が確保しやすい4〜5kW

逆に、千代田区・中央区・港区などの都心部は、ビルの影や敷地面積の制約で設置容量が3〜4kWに限られるケースが多い。ただし補助金のkW単価が高いため、少ない容量でも補助率は高くなる。

23区内の日照条件の差は、実はそれほど大きくない

東京都内の年間日照時間は約1,900〜2,000時間。23区内の差は10%以内。影の影響は「区」ではなく「個別の建物の周辺環境」で決まる。隣の家が3階建てかどうかのほうが、区の違いより影響が大きい。だから「うちの区は日照が悪い」は区単位では語れない。

アドバイス
ランキングや区の傾向はあくまで参考情報。実際に太陽光がどのくらい得になるかは、お客様の屋根の向き・面積・周囲の建物・電力使用量で決まる。「世田谷区だから得」「千代田区だから損」ではなく、「うちの屋根でどうか」をシミュレーションするのが正解です。

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SECTION 05

都心部(千代田・中央・港)でも太陽光は得か

「都心だから太陽光は無理」──これは半分正しく、半分間違い。

都心区設置の難しさでも得する理由
千代田区戸建て極少・ビル密集区の補助金は上限20万円。マンション共用部に設置する動き
中央区商業ビル中心マンション共用部への補助金あり。高層マンションの屋上活用
港区ビル多いが高級住宅街もあり区の補助金が23区最高(上限30万円)。白金・麻布の戸建ては屋根面積大

都心部では「戸建てに設置」よりも「マンション共用部に設置」「ビル屋上に設置」の動きが加速しています。特にマンション管理組合による共用部への太陽光設置は、共用部の電気代削減+管理費の圧縮という形でメリットが出る。

都心部事例 ─ 港区白金 Bさん(戸建て・屋上設置・太陽光4kW)

港区の補助金30万円が決め手に

設置費用

110万円

補助金適用後

30万円台

東京都(約47万円)+港区(約30万円)で計約77万円の補助金。110万円→30万円台に。「港区の補助金が飛び抜けて高いので、都心でも十分にペイする」──Bさん。※条件・制度により異なります

SECTION 06

区別の3重取りシミュレーション

代表的な3区で、太陽光5kW(既存住宅・後付け)の補助金シミュレーションを比較します。

項目世田谷区練馬区中野区
設置費用(5kW)130万円130万円130万円
東京都の補助金▲約66万円▲約66万円▲約66万円
区の補助金▲約25万円▲約20万円▲約15万円
実質負担約39万円約44万円約49万円
年間電気代削減約8万円約8万円約7.5万円
投資回収約4.9年約5.5年約6.5年

130万円のシステムが、3重取りで39〜49万円に圧縮。投資回収も5〜6年台。23区で太陽光を入れれば、どの区でも5〜8年で元が取れる計算。他県の平均回収年数(8〜12年)と比べると、圧倒的に有利。

経験
東京のお客様が一番驚くのが「5年で元が取れる」という数字。他県では8〜12年かかるのに、東京は補助金が手厚いからこその回収スピード。パネルの寿命は25〜30年。5年で回収して、残り20年以上は毎年電気代が浮くだけ。東京ほど太陽光が「投資として優秀」なエリアは、全国を見渡しても少ないですよ。

FAQ

よくある質問

狭小住宅(20坪以下)でも太陽光は設置できる?
設置可能なケースが多いです。屋根面積15㎡あれば2〜3kWは載る。3階建てなら屋上にフラット設置も可能。狭小住宅専用の軽量パネルも増えています。→ 屋根形状別ガイド
北向きの屋根でも意味はある?
北向きの屋根は発電効率が南向きの60〜70%に下がります。ただし東西面がある場合はそちらに設置可能。「北向きだから無理」ではなく「設置可能な面があるか」で判断してください。→ 屋根形状別ガイド
マンション住まいでも太陽光の恩恵を受ける方法はある?
管理組合で共用部に太陽光を設置すると、共用部の電気代が下がり管理費に反映されます。また東京都のPPAやリースモデルを使えば、個人の負担なく設置できるケースも。
引越しの予定があっても太陽光を入れるべき?
太陽光付きの住宅は売却時に有利。ZEH基準を満たす住宅は資産価値が高く評価されます。5年以上住む予定があれば投資回収できるため、売却時にはプラスの資産になります。
補助金は新築と既存住宅のどちらが多い?
東京都の補助金は既存住宅のほうがkW単価が高い。新築は12万円/kWに対し、既存住宅は15万円/kW(3.6kW以下の部分)。後付けのほうが補助率は高い設計になっています。
23区外(多摩地域)とどちらが有利?
23区のほうが区独自の補助金が手厚い傾向がありますが、多摩地域は屋根面積が広い戸建てが多い。大容量を設置できる分、発電量と経済効果は多摩のほうが大きくなることも。→ 多摩地域の補助金一覧

SUMMARY

まとめ

冒頭の「うちの区、太陽光に向いてるの?」──23区ならどの区でもYES。東京都の補助金が全国最高水準だから。違いは「どのくらい得か」の程度だけ。

この記事のポイント

  • 総合1位は世田谷区(補助金25万円+戸建て多+屋根広い)、2位は杉並区
  • 補助金が最も高いのは港区(上限30万円)。世田谷・杉並・足立・葛飾も25万円
  • 23区の3重取りで、太陽光5kWの実質負担は39〜49万円に圧縮
  • 投資回収は5〜8年。他県の8〜12年より圧倒的に早い
  • 都心部でもマンション共用部・屋上設置の事例は増えている
  • 「区の傾向」は参考。実際は「うちの屋根でどうか」をシミュレーションで確認
電気工事士 緒方より
東京23区は、日本で最も太陽光が「投資として有利」なエリアのひとつ。補助金が手厚く、電気代も高い。だからこそ回収が早い。「都会だから太陽光は合わない」なんてことはない。むしろ逆です。東京だからこそ、太陽光の経済メリットが最大化する。まずは「うちの場合はいくら得になるか」を数字で確認してみてください。

緒方

電気工事士 / 太陽光補助金ドットコム 技術監修

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