2026年8月14日 情報確認
久留米市の令和8年度「住宅脱炭素化促進事業補助金」は10万円です。対象はZEH+・GX志向型住宅・LCCM住宅で、通常のZEHは対象外です。
2026年7月1日から受付が始まっています。太陽光パネルを既存住宅へ単体で後付けするだけの場合に使える、市独自の太陽光設備補助は現在確認できません。
久留米市の住宅向け補助制度は、令和8年度から内容が変わりました。
制度名は「久留米市ZEH化等推進事業補助金」から「久留米市住宅脱炭素化促進事業補助金」へ変更され、補助対象も見直されています。
国のDR家庭用蓄電池補助金「最大60万円」は現在受付終了
2026年に実施された令和7年度補正DR家庭用蓄電池事業は、5月29日に予算へ到達して公募終了しました。公募再開予定もないため、現在の久留米市で「国DR60万円が使える」とは案内しません。
久留米市の2026年度補助金はいくら?
久留米市住宅脱炭素化促進事業補助金
10万円/戸
ZEH+・GX志向型住宅・LCCM住宅が対象です。
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| 住宅区分 | 久留米市補助 | 令和8年度の扱い |
|---|---|---|
| ZEH | 対象外 | 通常のZEHは市補助対象外 |
| ZEH+ | 10万円 | 対象となる国補助金を受けることなどが条件 |
| GX志向型住宅 | 10万円 | 対象となる国補助金を受けることなどが条件 |
| LCCM住宅 | 10万円 | 対象となる国補助金を受けることなどが条件 |
| 既存住宅へ太陽光だけ後付け | 設備単体の市補助は確認できず | 住宅全体を対象水準へ改修する制度とは別 |
| 蓄電池だけ設置 | 設備単体の市補助は確認できず | 現在利用できる別制度の有無を確認 |
令和7年度との違いに注意
以前は通常のZEHに5万円、ZEH+等に10万円という制度でしたが、令和8年度は通常のZEHが市補助の対象から外れ、ZEH+・GX志向型住宅・LCCM住宅が一律10万円となっています。
太陽光パネルを後付けするだけでも10万円もらえる?
太陽光パネルだけを既存住宅へ後付けする場合に、市から10万円が出る制度ではありません。
久留米市の令和8年度制度は、太陽光パネルそのものに対して「○万円/kW」と補助する設備単体型ではなく、高い省エネ性能を持つ住宅を対象とする制度です。
市公式の令和8年度住宅向け補助一覧でも、市の住宅脱炭素化促進事業は、ZEH+・GX志向型住宅・LCCM住宅を対象としています。
既存住宅でも対象になるケースがあります
既存住宅をZEH+、GX志向型住宅またはLCCM住宅へ改修し、対象となる国補助金を受ける場合は、市補助の対象になる可能性があります。「既存住宅だから対象外」ではなく、「太陽光だけの後付け」と「住宅全体の高性能化改修」を分けて考えてください。
新築だけ?既存住宅の改修も対象
令和8年度の久留米市制度では、次の3つの事業が対象です。
- 対象住宅を新築する
- 対象となる新築建売住宅を購入する
- 既存住宅をZEH+・GX志向型住宅・LCCM住宅へ改修する
つまり、「ZEH新築だけの制度」ではありません。
ただし、既存住宅の場合でも、太陽光パネルだけを追加すれば対象になるという意味ではありません。住宅性能や国補助金などの要件を満たす必要があります。
久留米市の10万円を受ける主な条件
住宅の条件
- 久留米市内の戸建住宅である
- ZEH+・GX志向型住宅・LCCM住宅のいずれかに該当する
- 対象となる国補助金を受けている
- 申請者が常時居住する住宅である
- ZEH+・GX志向型住宅ではBELS評価書等で要件を確認できる
- LCCM住宅ではLCCM住宅認定書で確認できる
申請者の条件
- 「くるめエコ・パートナー」の会員である
- 久留米市税を滞納していない
- 暴力団員または暴力団員と密接な関係を持つ者ではない
国補助金の交付決定時期にも条件があります
久留米市は、対象となる国補助金について、2026年4月1日以降に交付決定を受けることを条件としています。
どの国補助金と関係する?
久留米市は、対象となる国の住宅支援制度として、現在の市公式ページから次の制度を案内しています。
- みらいエコ住宅2026事業
- ZEH補助金ポータルサイトで案内される住宅脱炭素化関連事業
- サステナブル建築物等先導事業(LCCO2評価先導型)
どの国制度が使えるかは、新築・建売・改修、住宅性能、申請時期などで異なります。
「国○万円+久留米市10万円=必ず○万円」と固定しない
国制度は対象住宅、交付要件、公募状況によって異なります。久留米市の補助を検討する場合は、まず自宅がどの国制度に該当するかを確認し、その交付決定後に市への申請を進めます。
久留米市の補助金はいつから?現在の受付状況
久留米市は、2026年7月1日から令和8年度の補助金申請受付を開始しています。
市は「予算の範囲内」で交付するとしているため、年度途中で状況が変わる可能性があります。
2026年8月14日時点
久留米市公式の令和8年度制度ページには、受付終了の案内は確認できません。ただし、申請前には必ず最新の受付状況を確認してください。
実績報告は2027年3月31日までと案内されています。
久留米市の補助金申請の流れ
この制度は、「太陽光を設置してから久留米市へ申請」という単純な流れではありません。
- 対象となる住宅・国補助制度を確認する ZEH+・GX志向型住宅・LCCM住宅のどれに該当するか、対象となる国補助事業を確認します。
- 国補助金の申請を進める 国の補助事業へ申請し、交付決定通知を受けます。
- 久留米市へ交付申請する 国補助金の交付決定通知、契約書、市税の滞納がないことの証明書などをそろえて市へ申請します。
- 久留米市から交付決定を受ける 市公式では、受付後おおむね約3週間で交付決定通知を送ると案内しています。
- 国補助金の額確定後、市へ実績報告する 国補助金の額確定通知やBELS評価書等を添付して実績報告します。令和8年度の実績報告期限は2027年3月31日です。
- 久留米市から補助金が交付される 実績報告の確認後、市補助金が交付されます。
交付申請で準備する主な書類
市公式ページでは、交付申請時の主な書類として次のものが案内されています。
- 久留米市住宅脱炭素化促進事業補助金交付申請書
- 補助事業に係る契約書の写し
- 国補助金の執行団体から交付された交付決定通知書の写し
- 市税の滞納がないことの証明書(発行から1か月以内の原本)
- くるめエコ・パートナー市民会員参加登録に関する書類
- 申請書類の内容に関する連絡先の書類
実績報告時の主な書類
- 実績報告書
- 住民票の原本
- 国補助金の補助金確定通知書の写し
- ZEH+・GX志向型住宅の場合はBELS評価書等
- 対象設備の型番等を確認できる資料
- LCCM住宅の場合はLCCM住宅認定書
- 請求書
住宅区分や住所変更などにより追加書類が必要になる場合があります。実際の申請時は、市が公開する最新のチェックリストを確認してください。
補助金を受けた後も2年間の報告があります
久留米市住宅脱炭素化促進事業補助金を受けた場合、住宅導入後の2年間、エネルギー使用量と発電量について定期報告が求められます。
申請時の書類だけではなく、補助を受けた後の報告まで含めて制度内容を確認しておきましょう。
国のDR蓄電池補助金60万円は現在使えない
2026年に実施された「令和7年度補正 DR家庭用蓄電池事業」は、DRに活用可能な家庭用蓄電システムを対象とした国の制度でした。
1申請あたりの補助上限は60万円でしたが、2026年5月29日に交付申請額が予算へ到達し、公募終了しています。
新規申請の再開予定もありません
そのため、現在の久留米市で蓄電池を検討する際に「国から60万円出る」ことを前提に見積もりを計算しないようにしてください。
今後、新しい国制度が発表された場合は、その時点で対象製品、契約時期、申請方法を改めて確認する必要があります。
福岡県の太陽光・蓄電池共同購入は久留米市でも確認できる
福岡県では令和8年度も、家庭向けの太陽光発電設備・蓄電池共同購入を実施しています。
- 家庭向け太陽光パネルは10kW未満が対象
- 蓄電池も対象
- 募集期間は2026年3月18日~12月16日
- 参加登録は無料
- 複数の購入希望者をまとめ、スケールメリットによる価格低減を目指す仕組み
共同購入は現金補助金ではありません
久留米市から10万円、福岡県から○万円というように金額を足す制度ではありません。提示される設備、価格、保証、工事内容を確認して利用するか判断します。
久留米市の太陽光補助金でよくある質問
住宅脱炭素化促進事業補助金は10万円です。ただし太陽光パネル単体への補助ではなく、ZEH+・GX志向型住宅・LCCM住宅を対象とした住宅向け制度です。
いいえ。令和8年度は通常のZEHは久留米市補助の対象外です。対象はZEH+・GX志向型住宅・LCCM住宅です。
太陽光パネルだけを後付けすることへの市独自設備補助は現在確認できません。ただし、既存住宅をZEH+・GX志向型住宅・LCCM住宅へ改修し、国補助金などの要件を満たす場合は市制度の対象になる可能性があります。
いいえ。対象住宅の新築、新築建売住宅の購入に加えて、既存住宅を対象水準へ改修する事業も対象です。
現在は新規申請できません。令和7年度補正DR家庭用蓄電池事業は2026年5月29日に公募終了し、再開予定なしと案内されています。
対象となる国補助金の交付決定通知を受けた後に、久留米市へ交付申請する流れです。国補助金と市補助金の申請順序を確認して進めてください。
はい。久留米市の制度では「くるめエコ・パートナー」の会員であることが補助対象者の要件に含まれています。
あります。補助対象住宅の導入後2年間、エネルギー使用量と発電量に関する定期報告が求められます。
まとめ|久留米市の令和8年度は「太陽光単体補助」ではなく高性能住宅向け10万円
- 令和8年度は「久留米市住宅脱炭素化促進事業補助金」へ名称変更
- 受付は2026年7月1日開始
- 補助額は一律10万円
- 対象はZEH+・GX志向型住宅・LCCM住宅
- 通常のZEHは令和8年度の市補助対象外
- 新築、対象建売購入、既存住宅の対象水準への改修が対象
- 既存住宅への太陽光パネル単体後付け用の市独自設備補助は現在確認できない
- 対象となる国補助金を受けていることが必要
- 国補助金は2026年4月1日以降の交付決定が必要
- くるめエコ・パートナー会員であることも条件
- 実績報告は2027年3月31日まで
- 補助後2年間はエネルギー使用量・発電量の定期報告が必要
- 国DR家庭用蓄電池補助は2026年5月29日に終了
- 福岡県の家庭向け共同購入は2026年12月16日まで募集予定
久留米市では、「太陽光を付ければ市から10万円」という制度ではありません。
新築・建売・既存住宅改修のどれに当たるのか、ZEH+・GX志向型住宅・LCCM住宅の要件を満たすのか、どの国補助制度を利用するのかによって申請可否が変わります。
既存住宅へ太陽光や蓄電池を後付けする場合も、現在利用できる国・県・市の制度は申請時期によって変わるため、契約前に確認してください。
久留米市で、自宅の場合に使える制度を確認したい方へ
新築・既存住宅、太陽光・蓄電池の検討状況、現在の見積もりなどをもとに、公的機関の公開情報から現在利用できる可能性がある制度を確認します。
久留米市の補助制度を無料で確認する調査は無料です。2営業日以内に返信し、相談後に契約する義務はありません。
公的機関の確認先
この記事は2026年8月14日時点で、久留米市、福岡県、SIIなどが公開している情報を確認して更新しています。
- 久留米市|久留米市住宅脱炭素化促進事業補助金
- 久留米市|住宅脱炭素化促進事業補助金 申請書
- 久留米市|省エネ住宅や次世代自動車に対する国・県・市の補助金
- 福岡県|太陽光発電設備・蓄電池の共同購入
- SII|令和7年度補正 DR家庭用蓄電池事業
情報確認日:2026年8月14日