KURUME SUBSIDY
久留米市に太陽光パネル単体の補助金はない。あるのはZEH新築限定の5〜10万円だけ。
「久留米市 太陽光 補助金」で検索してここに来た人の多くは、既存の住宅にパネルを後付けしたいケースだろう。残念ながら、久留米市にはそれに対応する市独自の補助金がない。だけど国のDR補助金(蓄電池向け・最大60万円)は久留米市の住民も使える。さらに福岡県の共同購入事業を活用すれば、導入費用そのものを圧縮できる可能性がある。
この記事では、久留米市のZEH補助金の内容と、既存住宅での太陽光導入に使える制度を公式サイトの1次情報だけで整理します。
📌 令和8年度(2026年度)の補助金について
本記事は令和7年度の実績に基づく情報です。R7年度は2025年12月4日に予算到達で受付終了。R8年度の実施・金額は久留米市から発表され次第、本記事も更新します(出典:久留米市公式サイト)。
SUBSIDY OVERVIEW
久留米市の太陽光補助金はZEH新築限定——金額と条件は?
久留米市ZEH化等推進事業補助金はZEH新築で5万円、ZEH+やLCCM住宅なら10万円。太陽光パネルの後付けは対象外。
制度の名前がすべてを物語っている。「ZEH化等推進事業補助金」。つまり、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)住宅を新築する人だけが対象。太陽光パネルを既存の屋根に載せたい——その場合、久留米市からの補助はゼロ。
久留米市の補助金額
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| 住宅の種類 | 補助金額 | 条件 |
|---|---|---|
| ZEH | 5万円 | 国補助金の交付決定+BELS評価書 |
| ZEH+ | 10万円 | 同上+追加設備の確認資料 |
| GX志向型住宅 | 10万円 | 同上+追加設備の確認資料 |
| LCCM住宅 | 10万円 | LCCM住宅認定書 |
| 太陽光パネル後付け | なし | — |
| 蓄電池単体 | なし | — |
※出典:久留米市公式サイト(2026年4月13日確認)/R7年度実績ベース
ZEH新築なら、国の補助金と組み合わせると金額は一気に跳ね上がる。国のZEH支援事業は55万円/戸。子育てグリーン住宅支援事業なら最大160万円。久留米市の5〜10万円を足せば、新築時に最大170万円の補助を受けられる計算。
💬 アドバイス
「くるめエコ・パートナー」の会員登録が申請の前提条件。登録自体は無料で、久留米市の公式サイトから申請書をダウンロードして提出するだけ。補助金の申請と同時に会員登録もできるので、ハードルは低い。ただ、知らずに申請すると差し戻しになるから、事前に確認しておく。
ALTERNATIVE OPTIONS
久留米市の既存住宅で太陽光を入れるなら、どの制度が使える?
市の補助はないが、国のDR補助金(蓄電池・最大60万円)と福岡県の共同購入事業は久留米市でも使える。
「市の補助金がないならやめよう」——その判断は早い。久留米市でも使える制度は2つある。
① 国のDR補助金(蓄電池向け・最大60万円)
DR(デマンドレスポンス)補助金は、蓄電池の導入に対して国が直接出す補助金。市の制度ではなく国の制度だから、久留米市の住民でも申請できる。蓄電池の容量・価格によって金額が変わるが、最大60万円。太陽光パネルとセットで蓄電池を入れるなら、この制度が実質的な「久留米市の補助金」代わりになる。
② 福岡県の共同購入事業「みんなのおうちに太陽光」
福岡県がR8年度も実施中の共同購入事業。参加登録すると、県がまとめて入札した価格で太陽光パネルや蓄電池を購入できる。市場価格より10〜20%安くなるケースもある。補助金ではなく「割引購入」のイメージだけど、実質的には初期費用の圧縮になる。
参加登録期間は2026年3月26日〜12月31日。
💡 久留米市で使える制度まとめ
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| 制度 | 対象 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 久留米市ZEH補助金 | ZEH新築のみ | 5〜10万円 | 国補助金の交付決定が前提 |
| 国DR補助金 | 蓄電池 | 最大60万円 | 新築・既存どちらも対象 |
| 福岡県共同購入 | 太陽光+蓄電池 | 割引購入 | 市場価格より10〜20%安くなる可能性 |
💬 経験談
「市の補助金がない=損」とは限らない。実は補助金の有無よりも、パネルと蓄電池の見積もり価格のほうが総額への影響が大きい。相見積もりで50万円以上差がつくケースは珍しくない。バックコンタクト方式の高効率パネル(変換効率26.5%・従来比で重さ約半分)を採用するかどうかでも発電量と屋根への負担が変わる。補助金ゼロでも、安い見積もりと高効率パネルの組み合わせで「補助金あり+割高業者」より実質負担が少なくなることもある。
ZEH APPLICATION
久留米市のZEH補助金の申請条件——3つのハードルは高い?
国のZEH補助金の交付決定を受けていること、BELS評価書があること、くるめエコ・パートナー会員であること。3つが条件。
久留米市のZEH補助金はハードルが3つある。だけど、ZEH新築を建てる時点でハードル1と2はほぼ自動的にクリアされる。ハウスメーカーや工務店がZEH仕様で建てるなら、国への申請もBELS取得も施工会社が段取りしてくれるのが普通。
条件① 国のZEH補助金の交付決定を受けている
対象となる国補助金は3つ。環境省のZEH支援事業(55万円/戸)、子育てグリーン住宅支援事業(最大160万円)、サステナブル建築物先導事業。いずれかの交付決定を受けていれば条件を満たす。R7年4月1日以降の交付決定が必要。
条件② BELS評価書でZEHを証明できる
BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)はZEH住宅の「成績表」のようなもの。一次エネルギー消費削減率が記載された評価書が必要。ZEH仕様で建てる工務店なら標準で取得してくれる。
条件③ くるめエコ・パートナー会員
久留米市独自の会員制度。登録は無料で、申請書をダウンロードして提出するだけ。補助金の申請時に同時登録もできる。つまり実質的なハードルはゼロ。
申請の流れ
-
1
国のZEH補助金に申請して交付決定を受ける
ハウスメーカー・工務店と連携して、国の補助事業に申請。交付決定通知書を受け取る。
-
2
久留米市に交付申請書を提出
国の交付決定通知書の写し+契約書+くるめエコ・パートナー登録(まだなら同時に)+市税の滞納がない証明。窓口持参または郵送。
-
3
住宅完成後に実績報告書を提出
国の補助金額確定通知の写し+BELS認定証+住民票+請求書。R8年3月31日までに提出。
⚠ 注意点
R7年度は2025年12月4日に予算到達で受付終了。開始から約5ヶ月で枠がなくなった。R8年度の予算規模は未発表だが、ZEH新築を計画中なら申請のタイミングは早めが鉄則。国の補助金も全国で取り合い。R7年度のZEH支援事業は公募開始後2ヶ月で予算到達した実績がある。
SIMULATION
久留米市で太陽光を入れたら、補助金なしでも元は取れる?
市の補助金がゼロでも、国DR60万+自家消費メリットで約10年で投資回収。日照2,236時間の福岡エリアなら十分黒字になる。
じゃあ、久留米市で「市の補助金なし・国のDR補助金60万円だけ」で太陽光+蓄電池を入れたらどうなるか。具体的に計算してみよう。
💡 久留米市での投資回収シミュレーション(既存住宅・後付け)
前提:太陽光4kW+蓄電池7.4kWh/自家消費率70%(蓄電池で夜間も使用)
- 年間発電量:約4,988kWh(福岡の日照データ・NEDO基準)
- 自家消費分:3,492kWh × 約36円/kWh = 年間約12.6万円の電気代節約
- 売電分:1,496kWh × 15円/kWh = 年間約2.2万円の売電収入
- 年間メリット合計:約14.8万円
初期費用は太陽光4kW(約114万円)+蓄電池(約100万円)=約214万円。国DR補助金60万円を引いて実質負担は約154万円。
回収年数:154万円 ÷ 14.8万円/年 ≒ 約10.4年。太宰府市(市の補助金20万円あり → 約9年回収)と比べると約1.4年遅い。だけどパネルの寿命25〜30年を考えれば、回収後15〜20年間は丸ごと黒字。月額約1.2万円の光熱費削減が15年以上続く計算。
久留米市と太宰府市の差は「市の補助金20万円分」で回収年数に約1.4年の違い。逆に言えば、1.4年の差しかない。電気代が上がり続ける環境(過去5年で約25%上昇)なら、補助金がなくても太陽光は「待てば待つほど損」する投資になっている。
💬 注意点
久留米市は筑後平野のど真ん中。周囲に高い山がなく、日照を遮るものが少ないのが強み。一方で、夏の気温が九州でもトップクラスに高い(2023年は38℃超を記録)。太陽光パネルは高温で出力が下がる特性があるので、パネル選びでは耐熱性能の高い製品を選ぶのがポイント。見積もり段階で「パネル表面温度と出力低下率」を聞いておくと、業者の知識レベルもわかる。
FAQ
久留米市の太陽光補助金でよくある質問
SUMMARY
まとめ:久留米市は市補助金なしでも太陽光は10年で回収できる
久留米市の補助金はZEH新築限定で5〜10万円。既存住宅なら国DR60万円+共同購入+相見積もりが勝ちパターン。
正直に言う。久留米市の補助金制度は、太宰府市や大野城市と比べると既存住宅向けは手薄。だけど「補助金がない=太陽光を入れたら損」ではまったくない。
国のDR補助金60万円を使えば約10年で回収。その後15〜20年は黒字。しかも電気代は年々上がっている。「市の補助金が出てから」と待っていると、その間に値上がりした電気代のほうが補助金額を超えてしまう——これが「待つと損する」構造の正体。
ZEH新築を計画しているなら、久留米市5〜10万円+国55万〜160万円で合計最大170万円。こちらはかなり手厚い。ただしR7は12月に予算到達。早い者勝ちの構図は変わらない。書類不備で順番を失わないように、補助金対応の実績がある業者に最初から相談しておくのが安全策。
久留米市の太陽光補助金ポイント
- 久留米市独自の補助金はZEH新築限定(5〜10万円)。太陽光単体の後付け補助はなし
- 既存住宅なら国DR補助金(最大60万円)+共同購入が現実的な選択肢
- ZEH新築なら国の補助金と合わせて最大170万円も可能
- R7年度は12月に予算到達で終了。R8年度の実施は発表待ち
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