岐阜県の太陽光発電ガイド【2026年】市町村補助・蓄電池・共同購入・申請前の注意点

GIFU SOLAR GUIDE

2026年8月8日更新|岐阜県・各市町・SIIの一次情報を確認

岐阜県の住宅用太陽光・蓄電池は、「県内ほぼ同じ制度」ではありません。令和8年度は市町ごとに金額・対象設備・申請時期が大きく異なります。

先に結論|旧記事の「38自治体が7万円/kW」「御嵩町45万円」は更新が必要です

県公式の令和8年度ページは市町村ごとの制度を案内していますが、「38自治体が同じ7万円/kW」とは案内していません。御嵩町も令和7年度までの制度が終了し、令和8年度は別制度になっています。

市町村名・建物・検討状況から、現在の公式制度だけを確認します

CURRENT STATUS

令和8年度|岐阜県は「市町村制度+共同購入」で確認

岐阜県公式の住宅向け案内では、令和8年度に県内市町村が実施する太陽光・蓄電池の主な補助事業を一覧で案内しています。県公式ページ自身も、掲載情報は必ずしも全ての支援情報を網羅するものではないとしており、詳細は各市町村の公式ページで確認するよう案内しています。

「県スキーム=県内一律」と考えない

環境省の交付金を活用する市町村制度はありますが、令和8年度の実際の補助額・上限・FIT/FIP条件・申請タイミングは自治体ごとに違います。「7万円/kWが県内ほぼ全部」と固定して案内するのは避けます。

国のDR家庭用蓄電池事業は新規公募終了

令和7年度補正DR家庭用蓄電池事業は、2026年5月29日に予算到達で公募終了し、公募再開予定もないとSIIが案内しています。現在の補助金試算に「国60万円」を自動で足しません。

MUNICIPALITIES

市町村制度|代表例だけでも条件が大きく違う

ここでは令和8年度の一次情報を確認できた代表例だけ掲載します。全市町村の固定ランキングは、受付状況や制度改定で古くなりやすいため掲載しません。

自治体令和8年度の主な内容2026/8/8時点の注意点
岐阜市太陽光:市補助なし
蓄電池:対象経費1/3・上限5万円
蓄電池受付終了
FIT等の認定を受けている蓄電池でも対象要件上は可。他補助との重複不可。
大垣市太陽光:7万円/kW・上限35万円
蓄電池:対象経費1/3・上限23.5万円
予算確認が必要
工事請負契約前に申請。7/16公表時点で太陽光46件・蓄電池40件の残り件数。
御嵩町太陽光:2万円/kW・上限10万円
蓄電池:2万円/kWh・上限10万円
V2H:10万円
予算は要確認
令和7年度までの別制度は終了。7/30時点の残件数は町へ相談と案内。
多治見市太陽光:1.5万円/kW・上限6万円
蓄電池:1万円/kWh・上限10万円
R8制度あり
太陽光は蓄電池・エネファーム・V2Hのいずれかと同時設置が条件。工事着手2週間前までに予約申込。

問い合わせで確認する価値があるのは「最大額」ではなく「自分がどの制度に当てはまるか」

同じ岐阜県でも、太陽光補助なし、7万円/kW、2万円/kW、セット導入限定など制度設計がまったく違います。住所と設備構成が分かれば、現在利用できる制度だけに絞って確認できます。

CASE 01

岐阜市|令和8年度は太陽光補助なし、蓄電池補助も受付終了

岐阜市は令和8年度、太陽光発電設備への市補助を実施していません。家庭用蓄電池については対象経費の3分の1・上限5万円の補助を実施しましたが、公式ページでは交付申請受付終了と案内されています。

旧記事の「岐阜市はFIT/FIP不可」は修正

令和8年度の岐阜市蓄電池補助では、対象設備の説明で「FIT制度等の認定を受けていても対象」と明記されています。一方、国・公共団体等の他補助金を同じ設備に受ける場合は対象外です。

CASE 02

大垣市|太陽光7万円/kW・上限35万円、蓄電池上限23.5万円

大垣市の令和8年度「太陽光発電設備等設置費補助金」は、太陽光が7万円/kW・上限35万円、蓄電池が対象経費の3分の1・上限23万5千円です。

  • 工事請負契約前に申請が必要
  • FIT・FIP制度利用や自己託送は対象外
  • 対象設備について国や県の別補助等を受けないことが基本条件
  • 共同購入キャンペーンは市補助との併用可と市が案内

申請期間は2026年5月1日~2027年2月12日予定ですが、予算到達時は早期終了します。大垣市が公表した2026年7月16日13時時点では、太陽光46件、蓄電池40件の残り件数が掲載されていました。

「大垣市は今も必ず受付中」とは断定しません

残件数は日々変わるため、申請時点の最新状況を市公式ページで確認する必要があります。

CASE 03

御嵩町|旧「最大45万円」制度は終了、令和8年度は新制度

御嵩町は、昨年度まで実施していた「御嵩町太陽光発電設備等補助金」を令和7年度で終了したと公式に明記しています。

令和8年度は「再生可能エネルギー活用推進補助制度」として、太陽光2万円/kW・上限10万円、蓄電池2万円/kWh・上限10万円、V2H10万円を実施しています。

タイトルから「御嵩町最大45万円」を外す理由

令和8年度の公式制度では旧ページの45万円という太陽光上限は確認できません。過年度制度を現在の最大額として残すと誤解につながるため削除します。

CASE 04

多治見市|太陽光はセット導入が条件

多治見市の令和8年度制度では、住宅用太陽光が1.5万円/kW・上限6万円、定置用リチウムイオン蓄電池が1万円/kWh・上限10万円です。

ただし太陽光は、エネファーム・蓄電池・V2Hのいずれかを同時に設置する人に限る条件があります。また工事着手の2週間前までに予約申込が必要です。

「県内一律7万円/kW」では説明できない代表例

多治見市の令和8年度住宅用太陽光は7万円/kWではありません。市町村ごとに現行制度を確認する必要があることが分かります。

GROUP PURCHASE

岐阜県の共同購入|2026年12月10日まで参加登録予定

岐阜県は令和8年度も、住宅向け「太陽光パネル・蓄電池共同購入キャンペーン」を実施しています。

  • 募集期間:2026年5月7日~12月10日
  • 対象:県内在住者(個人事業主を含む)、太陽光は10kW未満
  • 太陽光のみ・太陽光+蓄電池・蓄電池のみのプランあり
  • 参加登録・見積りは無料
  • 自治体補助を利用できる場合があると県が案内

共同購入は補助金ではありません

一括発注で価格低減を目指す仕組みです。市町村補助と同じものとして「補助額」に足すのではなく、通常見積もりや自治体制度と比較する選択肢として扱います。

SUNSHINE

岐阜の日照時間2,108.6時間は確認できる。ただし発電量・回収年数は別

気象庁の1991~2020年平年値では、岐阜の年間日照時間は2,108.6時間です。この数値自体は一次情報で確認できます。

一方、旧ページにあった「4kWなら年間4,800kWh」「御嵩町なら約8.2年」「大垣市なら約9.5年」といった固定試算は、このガイドから外します。実際の発電量・経済性は屋根の方角、傾斜、影、設備仕様、見積額、電気使用量で変わるためです。

APPLICATION

申請前に確認する4つのこと

1
お住まいの市町村の現行制度
「昨年度は7万円/kW」でも、今年度は制度そのものが変わっている場合があります。
2
現在の受付状況
岐阜市のように年度途中ですでに受付終了している制度があります。
3
FIT・FIP・セット条件
大垣市はFIT・FIP不可、多治見市は太陽光に同時導入条件など、自治体ごとに異なります。
4
契約・工事の順番
大垣市は契約前申請、多治見市は工事着手前の予約など、手続きの順番を先に確認します。

FAQ

岐阜県の太陽光・蓄電池でよくある質問

岐阜県内はほとんど7万円/kWで統一されていますか?

令和8年度はそのようには言えません。県公式の市町村一覧でも、岐阜市・多治見市・御嵩町など制度内容は異なります。各市町村の最新制度を確認してください。

御嵩町は太陽光最大45万円ですか?

令和8年度は違います。昨年度までの太陽光発電設備等補助金は令和7年度で終了し、令和8年度の新制度は太陽光2万円/kW・上限10万円です。

岐阜市の蓄電池補助は今から申し込めますか?

2026年8月8日時点では申し込めません。岐阜市公式ページは令和8年度の交付申請受付終了を案内しています。

大垣市は太陽光最大35万円ですか?

制度上は7万円/kW・上限35万円です。ただしFIT・FIP不可、契約前申請、予算状況などの条件があり、全員が35万円になるわけではありません。

国のDR家庭用蓄電池補助は使えますか?

2026年8月8日時点では新規申請できません。令和7年度補正DR家庭用蓄電池事業は2026年5月29日に公募終了し、再開予定もないと案内されています。

自分の市町村だけ調べてもらえますか?

はい。お住まいの市町村、建物、太陽光・蓄電池の検討状況から、現在利用できる可能性がある制度を公式情報で確認して整理します。

SUMMARY

まとめ|岐阜県は「市町村名+今の受付状況」で確認する

  • 「42市町村中38自治体が7万円/kW統一」という旧整理は令和8年度版では使わない
  • 岐阜市は令和8年度の太陽光市補助なし、蓄電池補助も受付終了
  • 大垣市は太陽光7万円/kW・上限35万円、蓄電池上限23.5万円
  • 御嵩町の旧制度はR7で終了、R8は太陽光・蓄電池とも上限10万円
  • 多治見市は太陽光1.5万円/kW・上限6万円でセット導入条件あり
  • 県共同購入は2026年12月10日まで参加登録予定
  • 国DR家庭用蓄電池事業は2026年5月29日に公募終了
  • 日照時間は事実データとして使い、発電量・回収年数は個別計算する

2026年度の一次情報から確認

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受付状況・設備条件・FIT/FIP・契約時期を確認し、対象になる可能性がある制度だけを整理してお伝えします。

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一次情報・確認先(2026年8月8日確認)
・岐阜県「住宅向け太陽光発電設備・蓄電池の補助金等の情報(岐阜県内)」
https://www.pref.gifu.lg.jp/page/489014.html
・岐阜県「太陽光パネル・蓄電池共同購入キャンペーン」
https://www.pref.gifu.lg.jp/page/299452.html
・岐阜市「令和8年度 岐阜市家庭用蓄電池普及促進補助金」
https://www.city.gifu.lg.jp/zero-carbon/support/1024914/1025364/1038318.html
・大垣市「太陽光発電設備等設置費補助金」
https://www.city.ogaki.lg.jp/0000057462.html
・御嵩町「令和8年度 再生可能エネルギー活用推進補助制度」
https://www.town.mitake.lg.jp/portal/town/environmental-information/post0085870/
・多治見市「令和8年度住宅用新エネルギーシステム設置事業補助金」
https://www.city.tajimi.lg.jp/kurashi_tetsuduzuki/gomi_recycle_kankyo/1005410/1005422/1005423.html
・SII「令和7年度補正 DR家庭用蓄電池事業」
https://dr-battery.sii.or.jp/r7h/
・気象庁「岐阜 平年値(1991~2020年)」
https://www.data.jma.go.jp/stats/etrn/view/nml_sfc_ym.php?block_no=47632&prec_no=52&view=a3

※制度内容・予算・受付状況は変更される場合があります。申請・契約前に必ず最新の自治体公式情報をご確認ください。