群馬県の太陽光発電ガイド【2026年】県補助・市町村制度・蓄電池・申請前の注意点

GUNMA SOLAR GUIDE

2026年8月8日更新|群馬県・前橋市・高崎市・片品村・SIIの一次情報を確認

群馬県で太陽光・蓄電池を検討するなら、2026年8月時点では「県補助は受付終了」「市町村制度と共同購入は別に確認」という整理が重要です。

令和8年度の群馬県は、個人住宅向けに「太陽光発電設備等導入支援事業費補助金」と「住宅用蓄電池導入支援事業費補助金」を実施しました。しかし、どちらも2026年7月20日に申請受付を終了し、7月31日に抽選結果が公表されています。

一方、県の住宅用太陽光・蓄電池の共同購入事業は2026年12月1日まで参加登録予定です。また、片品村・前橋市・高崎市など、市町村独自の制度もそれぞれ条件が異なります。

県|太陽光等補助
受付終了
6/29~7/20募集、7/31抽選結果公表。
県|共同購入
12/1まで予定
太陽光のみ・太陽光+蓄電池・既設太陽光向け蓄電池。
片品村
太陽光 最大25万円
蓄電池も最大25万円。村公式の現行制度。

旧記事の県補助「蓄電池4.7万円/kWh」は令和8年度の案内として不正確

令和8年度の県「太陽光発電設備等導入支援事業費補助金」で、個人の太陽光は7万円/世帯ですが、同時導入する蓄電池は補助対象経費の1/3です。蓄電池価格には1kWh当たりの上限要件もあります。

県補助が終わった後も確認できます

あなたの市町村では、今どの制度が使える?

市町村制度・共同購入・現在受付中の支援を公式情報で確認し、対象になる可能性があるものだけ整理します。

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PREFECTURE

令和8年度の群馬県補助|募集はすでに終了

群馬県は令和8年度、導入パターンに応じて2つの制度を実施しました。

制度対象主な補助内容2026/8/8時点
太陽光発電設備等導入支援事業費補助金太陽光のみ、または太陽光+蓄電池を新規導入する個人等個人:太陽光7万円/世帯
蓄電池:対象経費の1/3
受付終了
住宅用蓄電池導入支援事業費補助金既設太陽光と一体的に使う蓄電池を導入する個人等対象経費の1/3と、蓄電容量×14.1万円/kWh×1/3の低い方受付終了

県の太陽光補助は「7万円/kW」ではなく、個人は7万円/世帯

令和8年度の個人向け県制度では、太陽光発電設備の補助額は7万円/世帯です。FIT・FIPによる売電を行わず、住宅で発電電力の30%以上を自家消費することなどが要件でした。

県制度は抽選制でした

太陽光発電設備等導入支援事業は、個人130世帯程度の想定に対して217件の申請がありました。既設太陽光向け蓄電池制度は400件程度の想定に対して348件の申請でした。いずれも受付期間は6月29日~7月20日で終了しています。

また、県は交付決定前に施工業者との契約や工事着手をしている場合は補助対象外と案内しています。次年度制度が実施されるとしても、今年と同じ条件になると予測して契約を進めるのは避けた方が安全です。

GROUP PURCHASE

県補助終了後の選択肢|共同購入は2026年12月1日まで予定

群馬県は、補助金とは別に住宅用太陽光発電設備・蓄電池の共同購入事業を実施しています。

対象内容
太陽光のみ10kW未満の住宅用太陽光発電設備
太陽光+蓄電池太陽光と蓄電池をまとめて共同購入
蓄電池のみすでに太陽光を設置している住宅が対象
参加登録期間2026年4月30日~12月1日

共同購入は補助金ではありません

購入希望者を募って一括発注することで、導入時の初期費用低減を目指す仕組みです。登録しただけで購入義務が生じる補助金ではないため、市町村制度や通常見積もりと比較して判断する余地があります。

MUNICIPALITIES

市町村制度|代表例だけ見ても条件が大きく違う

旧記事では35市町村を固定表で比較していましたが、制度は年度・予算・申請時期で変わります。令和8年度の一次情報を確認できる代表例を見るだけでも、制度の違いが分かります。

自治体主な支援特徴・注意点
片品村太陽光5万円/kW・上限25万円
蓄電池5万円/kWh・上限25万円
村公式ページで現行制度として案内。対象設備ごとに1世帯1回、年度内着工・原則年度内完了。
前橋市太陽光3万円
蓄電池1万円/kWh・上限5万円
令和8年度制度。市内業者要件あり。太陽光はFITの適用有無を問わない。設置完了後に申請。
高崎市太陽光8千円/kW・上限4万円令和8年度制度。FIT対象の住宅用太陽光が対象。蓄電池・V2Hの市補助は実施していない。

同じ群馬県内でも「FIT不可」と「FIT対象」が混在

県の令和8年度太陽光補助はFIT・FIP不可でしたが、高崎市はFIT制度による住宅用太陽光を対象にしています。前橋市はFITの適用有無を問いません。補助額だけでなく、売電方式まで確認しないと制度を選べません。

35市町村の金額を固定しない代わりに

お住まいの自治体をその都度確認します

現在受付中か、FIT・FIP、既設太陽光、蓄電池単独、市町村独自条件まで確認します。

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見積もりが必要な場合だけ、その後ご相談いただけます

CASE 01

片品村|太陽光最大25万円+蓄電池最大25万円

片品村の住宅用再生可能エネルギー等導入補助金では、太陽光発電設備は5万円/kW・上限25万円、定置用リチウムイオン蓄電池は5万円/kWh・上限25万円です。

  • 村内に住所を有する、または有する見込みの人が対象
  • 村税等の滞納がない世帯に属すること
  • 対象設備ごとに1世帯につき1回限り
  • 申請年度内に着工し、原則として年度内に工事完了

「最大50万円」だけで判断しない

太陽光と蓄電池それぞれに上限があるため、設備容量が小さければ満額にはなりません。また県制度との併用可否・対象経費の重複などは、申請する制度ごとに確認が必要です。

CASE 02

前橋市|令和8年度は設置後申請、市内業者要件あり

前橋市の令和8年度家庭用ゼロカーボン推進補助事業では、太陽光発電設備が3万円、定置用蓄電池が1万円/kWh・上限5万円です。

対象設備は2026年4月1日~2027年3月20日に新規購入・設置したもの。太陽光は1kW以上10kW未満で、発電電力を優先的に自家消費することが条件です。FITの適用有無は問いません。

前橋市は「工事前申請」ではありません

令和8年度の前橋市制度は、設備設置工事完了後に申請書類を提出する流れです。ただし市内業者が設備購入または設置工事の相手方であることなど、独自条件があります。

CASE 03

高崎市|太陽光はFIT対象、蓄電池の市補助はなし

高崎市の令和8年度住宅用太陽光発電システム導入補助制度は、1kWあたり8千円・上限4万円です。

対象は固定価格買取制度(FIT)による10kW未満の住宅用太陽光で、2026年4月1日~2027年3月31日に初めて系統連系を開始することなどが要件です。高崎市は蓄電池・V2Hの市補助は実施していないと明記しています。

県制度とは太陽光の考え方が逆

群馬県の令和8年度太陽光補助はFIT・FIP不可、高崎市はFIT対象です。単純に「県7万円+高崎市4万円」と足す前に、制度上の対象方式が両立するかを確認する必要があります。

SUNSHINE

前橋の日照2,153.7時間は事実。ただし発電量は別に計算

気象庁の1991~2020年平年値では、前橋の年間日照時間は2,153.7時間です。旧記事のこの数値自体は一次情報と整合します。

ただし、そこから「4kWなら年間5,200kWh」「年間10万円得」「7~12年で回収」と一律に決めることはしません。実際の発電量は屋根の方角・傾斜・影・設備仕様で変わり、経済性は見積価格・自家消費量・売電条件によっても変わります。

気象条件はプラス材料、回収年数の保証ではありません

群馬の気象データは発電シミュレーションの材料として使い、実際の屋根条件が分かってから個別に計算する構成へ変更しています。

NATIONAL PROGRAM

国のDR家庭用蓄電池事業|現在は公募終了

令和7年度補正DR家庭用蓄電池事業は1申請あたり最大60万円の制度でしたが、2026年5月29日に予算へ達して公募終了となりました。

SIIは公募再開予定がないと案内しています。また群馬県の令和8年度蓄電池制度も、国費を原資とする他の補助金を同一設備へ重ねることに制限があります。

「県+市町村+国60万円」の固定計算はしません

制度が存在していても、同一設備への併用が認められないことがあります。相談時点で受付中の制度と併用条件を確認してから計算します。

APPLICATION

群馬県で申請前に確認する4つのこと

1
県制度が現在受付中か
令和8年度の県補助は7月20日に受付終了しています。過年度ページの金額だけを見て進めないようにします。
2
市町村制度を確認
片品村・前橋市・高崎市だけでも、金額・FIT・申請時期が大きく違います。
3
売電方式と併用条件を確認
FIT・FIP不可の制度、FITが条件の制度、国費との重複不可などを分けて確認します。
4
契約・工事の順番を確認
県は交付決定前の契約・着工が対象外でしたが、前橋市は設置後申請です。制度ごとに手順を確認します。

FAQ

群馬県の太陽光・蓄電池でよくある質問

群馬県の令和8年度太陽光補助は今から申請できますか?

2026年8月8日時点ではできません。令和8年度の県「太陽光発電設備等導入支援事業費補助金」は7月20日に受付終了し、7月31日に抽選結果が公表されています。

群馬県の太陽光補助は7万円/kWですか?

個人向け令和8年度県制度は7万円/世帯です。7万円/kWではありません。中小企業者等は別の算定方法です。

片品村は太陽光+蓄電池で最大50万円ですか?

村公式ページでは、太陽光が5万円/kW・上限25万円、蓄電池が5万円/kWh・上限25万円です。設備容量などによって実際の金額は変わります。

前橋市と高崎市ではFITの扱いが違いますか?

はい。前橋市の令和8年度太陽光補助はFITの適用有無を問いません。高崎市はFIT制度による住宅用太陽光が対象です。一方、令和8年度の群馬県太陽光補助はFIT・FIP不可でした。

国のDR蓄電池補助60万円は今も使えますか?

2026年8月8日時点では新規申請できません。令和7年度補正DR家庭用蓄電池事業は5月29日に公募終了し、再開予定もないと案内されています。

自分の市町村の制度だけ調べてもらえますか?

はい。お住まいの市町村と設備の検討状況から、現在受付中の制度・FIT条件・申請時期を公式情報で確認し、まず情報提供として整理してお伝えします。

SUMMARY

まとめ|群馬県は「県補助終了後に何が使えるか」を確認

  • 令和8年度の群馬県太陽光・蓄電池補助は2026年7月20日に受付終了
  • 県の個人向け太陽光は7万円/世帯、蓄電池は対象経費の1/3
  • 既設太陽光向け蓄電池制度も7月20日に受付終了
  • 県の共同購入事業は2026年12月1日まで参加登録予定
  • 片品村は太陽光最大25万円・蓄電池最大25万円
  • 前橋市は太陽光3万円・蓄電池最大5万円、市内業者要件あり
  • 高崎市は太陽光8千円/kW・上限4万円、蓄電池市補助なし
  • 前橋の年間日照2,153.7時間は気象庁平年値と整合するが、回収年数は個別計算
  • 国のDR家庭用蓄電池事業は2026年5月29日に公募終了

今の群馬県では「片品村が何万円」「県が何万円」という固定ランキングより、県制度が終わった後、自分の市町村・設備構成なら何がまだ使えるかを確認する方が実用的です。

2026年度の公式情報から確認

あなたの市町村で使える制度を調べます

市町村制度・共同購入・FIT条件・現在の受付状況を確認し、対象になる可能性がある制度だけを整理してお伝えします。

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一次情報・確認先(2026年8月8日確認)
・群馬県「令和8年度の個人住宅・事業者向け再エネ導入支援補助制度」
https://www.pref.gunma.jp/page/753198.html
・群馬県「住宅用太陽光発電設備及び蓄電池の共同購入事業」
https://www.pref.gunma.jp/page/6157.html
・片品村「片品村住宅用再生可能エネルギー等導入補助金」
https://www.vill.katashina.gunma.jp/gaiyou/kakuka/nourin/kankyou/2023-0407-1305-38.html
・前橋市「令和8年度前橋市家庭用ゼロカーボン推進補助事業」
https://www.city.maebashi.gunma.jp/soshiki/kankyo/kankyoseisaku/oshirase/23574.html
・高崎市「令和8年度住宅用太陽光発電システム導入補助制度」
https://www.city.takasaki.gunma.jp/page/6849.html
・気象庁「前橋 平年値(1991~2020年)」
https://www.data.jma.go.jp/stats/etrn/view/nml_sfc_ym.php?block_no=47624&prec_no=42
・SII「令和7年度補正 DR家庭用蓄電池事業」
https://dr-battery.sii.or.jp/r7h/

※制度内容・予算・受付状況は変更される場合があります。申請・契約前に必ず最新の自治体公式情報・募集要領をご確認ください。