OSAKA SOLAR GUIDE
2026年8月8日更新|大阪府・大阪市・各市の一次情報を確認大阪府で太陽光・蓄電池を検討するなら、「府の共同購入」と「お住まいの市町村制度」を分けて確認するのがポイントです。
大阪府では、府内全域を対象とした太陽光・蓄電池の共同購入支援事業を令和8年度も実施しています。一方、現金給付型の住宅向け支援は市町村ごとの差が大きく、枚方市・和泉市・河内長野市などでは独自制度があります。
また、旧記事では「大阪市は住宅用太陽光・蓄電池補助ゼロ」としていましたが、令和8年度は大阪市でも住宅向け蓄電システムの上乗せ支援や、新たな手法による太陽光導入への補助が新設されています。従来の「ゼロ」と一括で扱うのは正確ではありません。
旧ページの「府ゼロ・大阪市ゼロ・国DR60万円」はそのまま使えません
大阪府の共同購入制度は令和8年度も継続中で、大阪市には新たな支援制度が登場しています。一方、国の令和7年度補正DR家庭用蓄電池事業は2026年5月29日に公募終了しました。過去の制度を足して「最大○万円」とする計算は現在の見込額には使いません。
大阪府+お住まいの市町村を確認
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住所・建物・太陽光・蓄電池の検討状況から、現在利用できる可能性がある制度を公式情報で確認して整理します。
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OSAKA PREFECTURE
大阪府の住宅向け支援|令和8年度は共同購入が利用可能
大阪府・大阪市が共同で設置する「おおさかスマートエネルギーセンター」では、府内全域から購入希望者を募る「太陽光発電及び蓄電池システムの共同購入支援事業」を実施しています。
| 項目 | 令和8年度 |
|---|---|
| 参加登録期間 | 2026年3月18日~9月30日 |
| 購入プラン | 太陽光のみ/太陽光+蓄電池/蓄電池のみ |
| 参加登録 | 無料。登録しただけでは購入義務は発生しない |
| 工事時期 | 最終購入判断後に契約し、令和9年6月頃まで順次工事 |
共同購入は「補助金」ではありません
参加者を集め、販売施工事業者を入札で選定して価格低減を目指す仕組みです。令和7年度実績では一定の価格低減率が公表されていますが、令和8年度に同じ割引率になると保証されているわけではないため、このページでは「○万円安くなる」とは断定しません。
低利ソーラークレジットも継続
大阪府・大阪市の「おおさか低利ソーラークレジット事業」は令和6年度~令和8年度の枠組みで実施されています。現在の協同事業者決定時の固定金利は年2.75%で、長期プライムレートに応じて見直す場合があるとされています。
旧記事にあった「年2.05%」は過去の条件なので、令和8年度の案内としては修正が必要です。
MUNICIPALITIES
市町村制度|金額だけでなく「対象条件」が大きく違う
大阪府内の市町村では、太陽光・蓄電池への支援内容が統一されていません。ここでは令和8年度の一次情報を確認できた代表例だけを掲載します。
| 自治体 | 令和8年度の主な支援 | 2026/8/8時点 | 主な注意点 |
|---|---|---|---|
| 枚方市 | 太陽光10.5万円/kW・上限63万円 蓄電池 対象経費1/3・上限47万円 | 受付中 | 蓄電池単独不可。2者以上の見積比較が必要。太陽光・蓄電池は8月6日時点で予算残あり。 |
| 和泉市 | 太陽光7万円/kW・上限70万円 蓄電池4万円/kWh・上限40万円 | 受付中 | FIT・FIP利用は対象外。蓄電池は同制度の太陽光とセット購入が必須。 |
| 河内長野市 | 個人住宅向け再エネ・省エネ設備の複数メニュー | 受付中 | 5月11日~12月15日。契約・工事着手前の申請、相見積、非FITなどメニューごとの条件確認が必要。 |
| 大阪市 | 住宅向け蓄電システム等の上乗せ支援/新たな手法による太陽光導入補助 | 条件付き制度 | 国の対象補助事業の交付決定を前提とするものなど、一般的な戸建向け一律補助とは仕組みが異なる。 |
「最大額ランキング」を主役にしない理由
枚方市と和泉市は金額だけ見ても大きいですが、蓄電池単独不可、FIT・FIP不可、対象経費上限、契約・着工日の条件などが異なります。「最大110万円だから自分も110万円」とは限りません。
43市町村の固定表にしない代わりに
お住まいの自治体をその都度確認します
今も受付中か、設備の組み合わせ、FIT・FIP、契約時期、併用条件まで確認します。
市町村の制度を無料確認する見積もりが必要な場合だけ、その後ご相談いただけます
CASE 01
枚方市|太陽光最大63万円・蓄電池最大47万円
令和8年度「ひらかたゼロカーボン推進補助金」では、住宅用太陽光が10万5千円/kW・上限63万円、家庭用蓄電池が補助対象経費の3分の1・上限47万円です。
- 蓄電池だけでは補助対象外
- 蓄電池は同補助金で導入する太陽光の付帯設備であること
- 中古設備・PPA・リースは対象外
- 2者以上の見積り等で補助対象経費を比較すること
- 2026年4月2日より前の契約・着工は対象外
2026年8月6日時点では太陽光・蓄電池とも予算残あり
枚方市は設備別の予算残額を公開しています。太陽光・蓄電池は8月6日17時時点で残額がありますが、申込状況で変動するため、申請前に最新ページで再確認する必要があります。
CASE 02
和泉市|太陽光最大70万円、蓄電池最大40万円
和泉市の令和8年度「再エネ・省エネ機器設置促進事業補助金」では、個人向け太陽光が7万円/kW・上限70万円、蓄電池が4万円/kWh・上限40万円です。
FIT・FIPを利用する場合は対象外
和泉市は、FIT・FIP制度を申請する場合はこの補助金の対象外と明記しています。また蓄電池は、この補助金を活用して太陽光発電設備をセット購入する方が対象です。
申請期間は2026年4月27日~2027年2月1日。ただし先着順で、予算上限に達した場合はその時点で終了します。
OSAKA CITY
大阪市|「住宅用太陽光・蓄電池補助ゼロ」とは言えなくなった
旧ページでは「大阪市は個人向け太陽光・蓄電池補助ゼロ」としていました。しかし令和8年度、大阪市は脱炭素化支援を拡充しています。
住宅等の脱炭素化促進事業補助金
市内住宅の断熱窓、高効率給湯器、家庭用蓄電システム等について、国補助を受けた人への上乗せ支援を行う制度です。家庭用蓄電システムは3万円/kWh・上限30万円と案内されています。
ただし、今から「大阪市30万円」と単独で申し込める制度ではありません
家庭用蓄電システムの市上乗せは、国の令和7年度補正DR家庭用蓄電池事業の交付決定を受けた人を対象とする設計です。その国制度は2026年5月29日に新規公募終了しています。新しく検討を始める人に「大阪市で蓄電池30万円もらえる」と一律案内するのは不正確です。
新たな手法による太陽光発電設備導入補助金
2026年7月8日から、ソーラーカーポート、建材一体型太陽光、蓄電池と組み合わせた太陽光などを対象とする上乗せ制度も始まっています。ただし、こちらも対象となる国の間接補助金の交付決定を受けていることが要件です。
つまり大阪市は「何もない」のではなく、一般的な住宅屋根の一律補助ではなく、国制度と連動した条件付き支援が増えたと理解するのが正確です。
CASE 03
河内長野市|金額より先に「どの補助メニューか」を確認
河内長野市は令和8年度も個人住宅向けの再生可能エネルギー導入促進補助金を実施しています。申込期間は2026年5月11日~12月15日で、予算超過日をもって終了します。
- 契約・設置工事等への着手前に交付申請が必要
- 設備費・設置工事費について2者の見積書が必要
- 太陽光は非FIT・自家消費型など、メニューごとの要件がある
- 共同購入で設置する設備も、市の補助要件を満たせば対象になり得る
旧ページの「河内長野市なら最大130万円」で止めない
河内長野市は複数の補助メニューと組み合わせパターンがあり、太陽光出力、設備構成、市単独の協調補助、非FIT要件などで計算が変わります。このページでは一つの最大額に単純化せず、該当メニューを個別確認する設計にしています。
NATIONAL PROGRAM
国のDR家庭用蓄電池事業|2026年5月29日に公募終了
旧ページでは国のDR家庭用蓄電池事業を使い、「市町村+国」で補助額を増やすシミュレーションを多数掲載していました。
しかし令和7年度補正DR家庭用蓄電池事業は、2026年5月29日に交付申請額が予算へ達し、公募終了となっています。SIIは公募再開予定がないと案内しています。
過去の「国60万円」を現在の見込額へ加えません
今後別の国制度が公募される可能性を予測して記事へ書くこともしません。相談時点で正式に受付中で、対象条件を確認できる制度だけを調査します。
SOLAR ECONOMICS
大阪なら何年で元が取れる?は、補助金記事で一律に決めない
旧ページでは「手厚い市なら10年前後」「大阪市なら15~16年」など固定の回収年数を掲載していました。
実際の回収期間は、屋根の方角・影・設置容量、設備価格、電気使用量、自家消費率、売電条件、利用できる補助制度によって変わります。
補助金と経済性は分けて確認
このページは「現在利用できる制度」を確認するガイドに絞ります。見積額や屋根条件が分かれば、その後に発電量・電気代削減・回収の目安を個別に試算できます。
APPLICATION
申請前に確認する4つのこと
FAQ
大阪府の太陽光・蓄電池でよくある質問
大阪府には住宅用太陽光の補助金がありますか?
府内全域向けには、令和8年度も太陽光・蓄電池の共同購入支援事業があります。これは現金給付型補助金ではなく、共同購入で価格低減を目指す仕組みです。市町村には別途、独自補助があります。
枚方市では太陽光と蓄電池で最大110万円ですか?
制度上の上限を単純合計すると太陽光63万円+蓄電池47万円ですが、蓄電池は対象経費の3分の1で、太陽光とのセット導入など条件があります。全員が110万円になるわけではありません。
和泉市はFITを使っても補助対象ですか?
いいえ。令和8年度の和泉市制度は、FIT・FIP制度を申請する場合は対象外と明記されています。
大阪市は太陽光・蓄電池の補助がゼロですか?
令和8年度は「ゼロ」と一括では言えません。住宅向け蓄電システム等の上乗せ支援や、新たな手法による太陽光発電設備導入補助が新設されています。ただし国補助の交付決定が前提となるなど、一般的な一律補助とは条件が違います。
国のDR蓄電池補助60万円は今も使えますか?
2026年8月8日時点では新規申請できません。令和7年度補正DR家庭用蓄電池事業は2026年5月29日に公募終了しています。
自分の市町村の制度だけ調べてもらえますか?
はい。お住まいの自治体と検討状況から、現在受付中の制度・対象条件を公式情報で確認し、まず情報提供として整理してお伝えします。
SUMMARY
まとめ|大阪府は「市町村名+設備条件」で確認する
- 大阪府は令和8年度も太陽光・蓄電池の共同購入支援事業を実施
- 共同購入の参加登録は2026年9月30日まで
- 低利ソーラークレジットは現在の協同事業者決定時で固定年2.75%
- 枚方市は太陽光最大63万円、蓄電池上限47万円
- 和泉市は太陽光最大70万円、蓄電池最大40万円
- 河内長野市は複数メニューがあり、契約・着工前の申請が重要
- 大阪市は令和8年度に条件付きの太陽光・蓄電池関連支援を新設
- 国のDR家庭用蓄電池事業は2026年5月29日に公募終了
- 回収年数は見積額・屋根・電気使用量から個別に計算する
大阪府では、市町村による制度差が大きい一方、制度内容も毎年度変わります。「府内で一番高い街」ではなく、自分の住所と設備条件で、今利用できる制度は何かを確認するのが安全です。
2026年度の公式情報から確認
あなたの市町村で使える制度を調べます
受付状況・設備条件・FIT・FIP・併用条件を確認し、対象になる可能性がある制度だけを整理してお伝えします。
無料で補助金を調べてもらう結果を確認してから、導入するか判断できます
・大阪府「太陽光発電及び蓄電池システムの共同購入支援事業」
https://www.pref.osaka.lg.jp/o120020/eneseisaku/kyodo01/index.html
・大阪府「おおさか低利ソーラークレジット事業」
https://www.pref.osaka.lg.jp/o120020/eneseisaku/solar_credit/index.html
・枚方市「令和8年度ひらかたゼロカーボン推進補助金」
https://www.city.hirakata.osaka.jp/0000053655.html
・和泉市「令和8年度 再エネ・省エネ機器設置促進事業補助金」
https://www.city.osaka-izumi.lg.jp/kakukano/sangyoubu/hozenka/osirase/decarbonization/23215.html
・河内長野市「個人向け再生可能エネルギー導入促進補助金」
https://www.city.kawachinagano.lg.jp/soshiki/14/89727.html
・大阪市「令和8年度住宅等の脱炭素化促進事業補助金」
https://www.city.osaka.lg.jp/kankyo/page/0000674748.html
・大阪市「新たな手法による太陽光発電設備導入補助金」
https://www.city.osaka.lg.jp/kankyo/page/0000678400.html
・SII「令和7年度補正 DR家庭用蓄電池事業」
https://dr-battery.sii.or.jp/r7h/
※制度内容・予算・対象設備・受付状況は変更される場合があります。申請時は必ず最新の自治体公式情報・手引きをご確認ください。
