KUMAMOTO SOLAR GUIDE
2026年8月8日更新|公的機関の公開情報から確認熊本県で太陽光・蓄電池を検討するなら、「県補助があるか」より、お住まいの市町村の令和8年度制度と今の受付状況を確認することが重要です。
熊本県は令和8年度の「県内市町村の再エネ等に関する助成制度等一覧」を公表しています。住宅向けでは、熊本市・八代市・荒尾市・菊池市・天草市・益城町などで制度内容が大きく異なります。
旧ページで「熊本市は太陽光10万円+蓄電池10万円=最大20万円」としていた内容は令和8年度では変わっています。現在の熊本市は、太陽光発電設備(蓄電池併設型)が8万円/件。2026年8月7日12時時点で、前期80件に対し申請53件と公表されています。
旧ページの「国DR60万円+市補助」「所有率全国2位だから得」「10年回収」は削除
国のDR家庭用蓄電池事業は2026年5月29日に公募終了し、公募再開予定もありません。また、所有率ランキングや固定の発電量・投資回収年数だけから、個別住宅の経済性を断定することはできません。
現在の市町村制度を確認
あなたの地域では、今どの制度が使える?
お住まいの市町村、住宅の状態、太陽光・蓄電池の検討状況から、公的機関の公開情報を確認して利用できる可能性がある制度を整理します。
熊本県の補助金を無料で調べてもらう調査結果を確認してから、導入するか判断できます
PREFECTURE
熊本県|令和8年度の市町村助成制度一覧を公表
熊本県は2026年6月10日更新のページで、県内市町村の再生可能エネルギー等に関する助成制度等の一覧を公開しています。実際の申請窓口・金額・条件は各市町村で異なります。
「熊本県は県補助ゼロ」を記事の主役にしない
住宅向けでは市町村制度の確認が中心になりますが、県は現在の市町村制度一覧や太陽光導入情報を公表しています。新版では「県補助ゼロだから国DR」という単純な構図ではなく、住所ごとに現行制度を確認する構成へ変更しました。
熊本県には「くまモンソーラーデータバンク」という太陽光導入プランの情報提供制度もあります。これは補助金ではなく、民間事業者の導入プランを比較するための情報提供の仕組みです。
MUNICIPALITIES
令和8年度の代表例|熊本市・八代市・荒尾市・天草市などで制度が違う
ここでは2026年8月8日時点で公的機関の公開情報から確認できる代表例だけを掲載します。45市町村すべての最大額ランキングは固定掲載しません。
| 自治体 | 令和8年度の主な制度 | 確認ポイント |
|---|---|---|
| 熊本市 | 太陽光発電設備(蓄電池併設型):8万円/件 FIT満了世帯向け蓄電池:8万円/件 | 前期受付中 8月7日時点、太陽光53/80件・蓄電池16/35件。後期詳細は別途公表予定。 |
| 八代市 | 太陽光1.5万円/kW・上限10万円 蓄電池10万円 | R8受付 市内施工業者加算あり。交付決定前の設置不可。 |
| 荒尾市 | 個人太陽光7万円/kW 蓄電池1/3 | R8受付 FIT・FIP不可、30%以上自家消費。令和8年度で事業終了予定。 |
| 菊池市 | 太陽光:5~6kW未満3万円 6kW以上5万円 | 4/1開始 設置前申請。予算範囲内。 |
| 天草市 | 太陽光5万円、登録市内業者施工なら10万円 蓄電池も同額 | R8受付 天草市地域活性化通貨で交付。設置前申請。 |
| 益城町 | 蓄電池8万円 太陽光2万円(蓄電池同時設置時) | R8制度あり 太陽光単独2万円ではなく、蓄電池との同時設置条件。 |
「45市町村中7自治体だけ」と固定しない
県が令和8年度の市町村一覧を公表しており、自治体ごとに太陽光・蓄電池・ZEHなど対象が異なります。過年度の検索結果だけで「残り38市町村は制度なし」と分類せず、申請時点で自治体ごとに確認します。
45市町村を固定ランキングにしない代わりに
お住まいの市町村をその都度確認します
現在受付中か、対象設備、FIT・自家消費、施工業者条件、申請と工事の順番まで公的機関の公開情報で確認します。
市町村の補助金を無料確認する見積もりが必要な場合だけ、その後ご相談いただけます
CASE 01
熊本市|旧20万円から変更。令和8年度は太陽光+蓄電池型が8万円/件
熊本市の令和8年度「省エネルギー機器等導入推進事業補助金」では、住宅用太陽光の対象メニューは太陽光発電設備(蓄電池併設型)8万円/件です。
- 太陽光発電設備と蓄電池を戸建住宅に導入するメニュー
- 前期募集は2026年5月11日~10月31日
- 前期予定80件
- 2026年8月7日12時時点で申請53件
- 後期の補助対象・期間・件数は前期の状況を踏まえ、9月頃に公表予定
「太陽光10万円+蓄電池10万円=20万円」ではありません
令和8年度は制度メニューと金額が変更されています。またFIT満了世帯向けの蓄電池8万円/件は別メニューで、太陽光+蓄電池型へ単純加算するものではありません。
FIT満了世帯向け蓄電池は前期35件で、8月7日時点の申請は16件です。どのメニューに該当するかは住宅・設備状況で確認します。
CASE 02
荒尾市|太陽光7万円/kW+蓄電池1/3、令和8年度が事業最終年度
荒尾市の令和8年度太陽光・蓄電池関連補助は、個人向け太陽光が7万円/kW、蓄電池が価格の3分の1です。
- 申請期間は2026年5月1日~2027年1月8日
- 予算到達時は早期終了
- FIT・FIP認定不可
- 個人は発電量の30%以上を自家消費
- 蓄電池単独は対象外
- 工事着手前に申請し、交付決定後に着手
令和8年度でこの補助事業は終了予定
市公式ページで、令和8年度をもってこの補助事業を終了すると案内されています。「R4~R8だから今後も安定」とは書かず、今年度の受付状況を確認する記事にしています。
CASE 03
八代市|太陽光最大10万円+蓄電池10万円。市内業者加算は契約形態で変わる
八代市の令和8年度住宅用太陽光等補助では、太陽光は1万5千円/kW・上限10万円、蓄電池は定額10万円です。
市内施工業者を利用する場合の加算がありますが、太陽光と蓄電池を同じ市内業者へ依頼する場合と、それぞれ別の市内業者へ依頼する場合で計算が変わります。
旧「最大22万円」の固定表示を外した理由
市内業者加算は契約形態により異なり、太陽光・蓄電池を別々の市内施工業者へ発注する場合はそれぞれに加算されるケースがあります。設備構成と契約先が分からない段階では単一の最大額に固定しません。
申請は設置前に行い、交付決定後に着工する必要があります。交付決定後は原則30日以内に工事へ着手します。
CASE 04
天草市|太陽光・蓄電池とも5万円、登録市内事業者なら各10万円相当
天草市の令和8年度太陽光発電システム等設置費補助では、太陽光・蓄電池それぞれ5万円。市に登録された市内事業者が施工する場合は、それぞれ10万円です。
現金ではなく「天草市地域活性化通貨」で交付
金額だけを比較すると見落としやすい点です。交付方法も自治体ごとに異なるため、「最大○万円ランキング」ではなく、実際の受け取り方まで確認します。
申請期間は2026年4月1日~2027年2月26日で、予算上限に達した場合は終了します。設備設置前の申請が必要です。
CASE 05
益城町|蓄電池8万円、太陽光2万円は蓄電池との同時設置が条件
益城町の令和8年度制度では、蓄電池が8万円、10kW未満の太陽光発電設備が2万円です。
太陽光2万円だけを単独で申請する制度ではありません
太陽光2万円は、蓄電池を同時設置する場合が対象です。住宅に太陽光がある、または新たに設置することなどの要件があります。
設置前に申請し、交付決定を受けてから工事へ進む必要があります。年度途中でも予算到達時は終了します。
SUNSHINE
熊本の日照時間は1,996.1時間|発電量・回収年数は固定しない
気象庁の1991~2020年平年値では、熊本の年間日照時間は1,996.1時間、全天日射量の年平均は13.9MJ/㎡です。
この気象データは太陽光を検討する際の基礎情報になりますが、「4kWなら4,900kWh」「補助なしでも10年で回収」「所有率全国2位だから得」といった結論を直接示すものではありません。
旧ページの所有率ランキング・固定発電量・投資回収を削除
住宅・土地統計調査には太陽光発電機器の設置状況データがありますが、旧ページの「全国2位」という順位は、比較年・分母・対象住宅を現在の記事上で十分に説明できていません。新版ではランキングを主訴求にせず、公的機関が公表する気象値と現在の制度に絞りました。
実際の発電量・経済性は、屋根の方角・傾斜・影、設備容量、設備価格、電気使用量、自家消費率などが分かってから個別に確認します。
NATIONAL PROGRAM
国のDR家庭用蓄電池事業|2026年5月29日に公募終了
令和7年度補正DR家庭用蓄電池事業は、1申請あたり上限60万円の制度でしたが、2026年5月29日に交付申請額が予算へ達し、公募終了しています。
現在の補助見込額へ「国60万円」を加えません
事務局は公募再開予定もないと案内しています。旧ページの「熊本市20万円+DR60万円=80万円」「制度がない市でもDR60万円」という計算は現在の申請には使えません。
APPLICATION
熊本県で申請前に確認する4つのこと
FAQ
熊本県の太陽光・蓄電池でよくある質問
熊本市は令和8年度も太陽光10万円+蓄電池10万円ですか?
いいえ。令和8年度の太陽光発電設備(蓄電池併設型)は8万円/件です。FIT満了世帯向け蓄電池8万円/件は別メニューです。
熊本市の補助金は今も受付中ですか?
2026年8月7日12時時点で、太陽光発電設備(蓄電池併設型)は前期80件に対し53件申請と公表されています。現在の件数は申請前に再確認してください。
荒尾市は令和8年度も補助がありますか?
はい。個人向け太陽光7万円/kW、蓄電池1/3などの制度があります。ただし市は令和8年度をもってこの補助事業を終了すると案内しています。
天草市の補助金は現金でもらえますか?
令和8年度の太陽光・蓄電池補助は天草市地域活性化通貨で交付されます。登録市内事業者の施工なら太陽光・蓄電池それぞれ10万円相当です。
益城町は太陽光だけで2万円もらえますか?
太陽光2万円は蓄電池と同時設置する場合が対象です。太陽光単独の2万円として考えないでください。
国のDR蓄電池補助60万円は今も使えますか?
2026年8月8日時点では新規申請できません。2026年5月29日に公募終了し、公募再開予定もないと案内されています。
SUMMARY
まとめ|熊本県は「国DR+市」ではなく、令和8年度の市町村制度を確認
- 熊本県は令和8年度の県内市町村再エネ助成制度一覧を公表
- 熊本市は太陽光発電設備(蓄電池併設型)8万円/件
- 熊本市は8月7日時点で太陽光53件/前期80件
- 八代市は太陽光1.5万円/kW・上限10万円、蓄電池10万円、市内業者加算あり
- 荒尾市は個人太陽光7万円/kW、蓄電池1/3で令和8年度が事業最終年度
- 菊池市は太陽光5~6kW未満3万円、6kW以上5万円
- 天草市は太陽光・蓄電池各5万円、登録市内事業者なら各10万円相当を地域通貨で交付
- 益城町は蓄電池8万円、太陽光2万円は蓄電池同時設置が条件
- 熊本の年間日照時間は気象庁平年値で1,996.1時間
- 「所有率全国2位」「4kW=4,900kWh」「10年回収」は新版では固定表示しない
- 45市町村を「補助あり7・なし38」と固定分類しない
- 国のDR家庭用蓄電池事業は2026年5月29日に公募終了・再開予定なし
熊本県では、市町村によって補助額だけでなく、設備の組み合わせ、交付方法、FIT、自家消費、施工業者条件、申請時期が違います。住所と設備計画を合わせて、申請時点の公開情報を確認することが重要です。
公的機関の公開情報から確認
あなたの市町村で使える制度を調べます
現在の受付状況・住宅条件・設備条件・申請タイミングを確認し、対象になる可能性がある制度だけを整理してお伝えします。
無料で補助金を調べてもらう結果を確認してから、導入するか判断できます
・熊本県「令和8年度(2026年度)県内市町村の再エネ等に関する助成制度等一覧」
https://www.pref.kumamoto.jp/soshiki/49/238452.html
・熊本県「くまモンソーラーデータバンク」
https://www.pref.kumamoto.jp/soshiki/49/185338.html
・熊本市「省エネルギー機器等導入推進事業補助金」
https://www.city.kumamoto.jp/kankyo/kiji00362741/index.html
・八代市「住宅用太陽光発電設備等設置費補助金」
https://www.city.yatsushiro.lg.jp/kiji00323683/index.html
・荒尾市「太陽光発電設備等導入促進事業補助金」
https://www.city.arao.lg.jp/kurashi/kankyo/ondanka/10000.html
・菊池市「令和8年度住宅用太陽光発電設備設置費補助金」
https://www.city.kikuchi.lg.jp/article/view/1309/14218.html
・天草市「太陽光発電システム等設置費補助金」
https://www.city.amakusa.kumamoto.jp/kiji00313363/index.html
・益城町「住宅用太陽光発電システム等設置費補助金」
https://www.town.mashiki.lg.jp/kiji0038057/index.html
・気象庁「熊本 平年値(1991~2020年)」
https://www.data.jma.go.jp/stats/etrn/view/nml_sfc_ym.php?block_no=47819&prec_no=86&view=p1s
・SII「令和7年度補正 DR家庭用蓄電池事業」
https://dr-battery.sii.or.jp/r7h/
※制度内容・予算・対象設備・受付状況は変わる場合があります。申請・契約前に、公的機関が公開している最新の募集要領・受付状況をご確認ください。
