中国・四国の太陽光補助金一覧【2026年版】9県の制度と申請前の注意点

中国・四国9県の太陽光発電補助金について、2026年の制度概要と申請前の注意点を比較した一覧図

CHUGOKU & SHIKOKU SOLAR SUBSIDY 2026

2026年8月9日更新|公的機関の公開情報から確認

中国・四国の太陽光補助金は、「9県を金額だけで比べる」と分かりにくくなります。

理由は、県から住宅所有者へ直接補助する地域もあれば、市町村を通して支援する地域、共同購入を行う地域、新築ZEHを中心に支援する地域など、仕組みそのものが違うからです。

さらに、同じ県内でも市町村によって対象設備や申請時期が異なります。2026年度はすでに予算へ達して受付を終えた制度もあるため、「去年はいくらだったか」より、自分の住所で今どの制度を確認すべきかを見る方が確実です。

FIRST ANSWER

結論|中国・四国は「県補助がある・ない」だけでは判断できない

2026年度の公表内容を見ると、9県の支援方法は大きく分けて次のようになります。

TYPE 01
市町村を通して支援
岡山県・鳥取県・高知県など。県が市町村を支援し、住民の申請窓口は市町村になる仕組みがあります。
TYPE 02
県独自の住宅向け制度
香川県・徳島県・島根県など。対象住宅や設備条件を満たす場合に県制度を確認します。
TYPE 03
共同購入
愛媛県・山口県など。補助金とは別に、参加者を募って設備購入価格の低減を目指す仕組みがあります。
TYPE 04
市町独自制度が重要
広島県を含め、県の制度だけでは住宅向け支援の全体像が分からない地域があります。

このページでは「最大○万円ランキング」は作りません

上限額が大きくても、FIT・FIP、自家消費、太陽光と蓄電池の同時設置、対象区域、新築・既築などの条件が合わなければ利用できません。9県を一つの数字で並べるより、制度の仕組みを先に確認します。

9 PREFECTURES

中国・四国9県の太陽光支援|2026年度はこう見る

下表は、市町村ごとの細かい金額を比べる表ではありません。2026年度に住宅用太陽光・蓄電池を検討するとき、各県で最初に何を確認するかを整理したものです。

県2026年度の見方まず確認すること詳細
広島県県公式が家庭向けの県・市町制度をまとめて案内太陽光・蓄電池の対象は市町によって違う広島県ガイド
岡山県県から設置者への直接交付ではなく、市町村が申請窓口住んでいる市町村の令和8年度制度岡山県ガイド
山口県家庭向け共同購入、新築ZEH支援、市町制度を分けて確認既存住宅か新築ZEHか山口県ガイド
鳥取県県から県民への直接助成はなく、市町村の制度を確認太陽光・蓄電池・V2Hの市町村制度鳥取県ガイド
島根県新築住宅向け県パッケージ制度と市町村制度がある新築か既築か、太陽光と住宅条件島根県ガイド
愛媛県県内全域の共同購入と、市町の補助制度を分けて確認共同購入か、市町補助を使うか愛媛県ガイド
香川県県のスマートハウス支援等と市町制度を確認太陽光新設か、既設太陽光への蓄電池追加か香川県ガイド
高知県県が市町村を支援し、市町村が住民へ補助する仕組み市町村で現在実施している制度高知県ガイド
徳島県既存住宅向けの県太陽光・蓄電池制度と市町制度を確認県制度と市町制度の併用可否徳島県ガイド

「県に直接補助がない=補助金がない」ではありません

岡山県・鳥取県・高知県のように、市町村を通じて住宅向け支援を行う仕組みがあります。反対に、県制度があっても、自宅の設備条件によって対象外になることがあります。

県名だけでは補助額を決められません

住所から、今確認すべき制度を調べます

市町村・住宅の種類・太陽光や蓄電池の検討状況をもとに、公的機関の公開情報から現在の制度を確認します。

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補助金情報の確認だけでも大丈夫です

CURRENT STATUS

2026年度は受付状況がすでに動いている

補助金は「制度があるか」と「現在申し込めるか」を分けて見る必要があります。

たとえば、県や市町村が年度当初に受付期間を設定していても、予算上限へ達すれば途中で終了する場合があります。逆に、秋から二次募集を予定している制度もあります。

そのため、このページでは9県すべての残予算を固定表示しません。残額は短期間で変わるため、実際に設置を検討する段階で、お住まいの自治体の最新案内を確認する方が正確です。

このページで分かるのは「どこを確認すればいいか」まで

自宅で対象になる制度、現在の受付状況、併用できるかどうかは、住所と設備条件をそろえて個別に確認します。

NATIONAL PROGRAM

国の蓄電池補助|「最大60万円」を今の補助額に足さない

令和7年度補正のDR家庭用蓄電池事業は、1申請あたり上限60万円の制度でしたが、2026年5月29日に交付申請額が予算へ達し、公募を終了しています。

事務局は公募再開の予定はないと案内しています。そのため、2026年8月現在の見積もりに「国の蓄電池補助60万円」を当然に使える金額として加えることはできません。

「国+県+市=必ず3つ使える」とは限りません

補助制度ごとに、同じ設備への他の補助金との併用可否が定められています。県側が併用可能でも、市町村側や国制度側の条件で使えない場合があります。合計額を出す前に、それぞれの要綱を確認します。

国制度の詳しい仕組みや今後の公募については、国の補助金を扱う別ページで確認してください。この中国・四国ページでは、地域制度との関係だけに絞ります。

BEFORE CONTRACT

契約前に確認する4つ|申請ルールは地域ごとに違う

1
住所
県だけでなく、市町村まで決まらないと対象制度を絞れません。
2
設置する設備
太陽光だけ、蓄電池だけ、同時設置、既設太陽光への追加で制度が変わります。
3
契約・着工前か
交付決定前の契約や工事を対象外とする制度があります。一方、制度によって申請順序は異なります。
4
FIT・FIP、自家消費、併用条件
自家消費割合やFIT・FIPの利用有無、他補助制度との併用可否を確認します。

「補助金があるから契約」ではなく、「契約前に補助条件を確認」

中国・四国9県で共通して言えるのは、制度名や金額だけで判断しないことです。見積もり内容が見えてきた段階で、その設備が対象になるかを確認してください。

PREFECTURE GUIDES

住んでいる県が決まっている方は、県別ガイドへ

このページは9県を見比べるための入口です。市町村の代表例、日照条件、蓄電池、申請前の注意点は、各県のガイドで整理しています。

県別ガイドでも市町村の制度をすべて出し切らず、代表例と確認ポイントを中心にしています。実際の住所で対象になる制度や最新の受付状況は、個別確認が必要です。

FAQ

中国・四国の太陽光補助金でよくある質問

中国・四国では、どの県が一番補助金が高いですか?

一つの県を「一番高い」と決めるのは難しいです。県制度ではなく市町村制度が中心の地域もあり、設備容量、住宅の種類、自家消費、FIT・FIPなどの条件で補助額が変わります。住所から対象制度を確認してください。

県の補助金がなければ、太陽光の補助は受けられませんか?

いいえ。岡山県・鳥取県・高知県のように、市町村を通じた支援制度があります。県から住宅所有者への直接交付がない場合でも、市町村制度が利用できる可能性があります。

国・県・市町村の補助金は全部併用できますか?

一律には言えません。制度ごとに併用条件が異なります。同じ設備について国費を財源とする別制度との併用を認めないケースもあるため、申請前に双方の条件を確認します。

国の家庭用蓄電池補助金60万円は現在も申請できますか?

令和7年度補正のDR家庭用蓄電池事業は、2026年5月29日に予算へ達して公募終了しました。事務局は公募再開の予定はないと案内しています。

補助金は契約してから申請すればいいですか?

制度によります。交付決定前の契約や工事を対象外とする制度があるため、契約前に確認するのが安全です。一方で申請順序が異なる制度もあるので、すべてを同じ手順として扱わないようにしてください。

市町村ごとの補助金額はどこで確認できますか?

まず各県ガイドで代表的な制度を確認できます。実際の住所で現在利用できる可能性がある制度については、公的機関の最新案内を確認します。

SUMMARY

まとめ|中国・四国は「県名」より住所と制度の仕組みから確認

  • 中国・四国9県では、住宅向け支援の仕組みが同じではない
  • 県から直接、市町村経由、共同購入、新築ZEH支援など制度の形が異なる
  • 県に直接補助がなくても、市町村の制度がある場合がある
  • 市町村によって太陽光・蓄電池・V2Hの対象が違う
  • FIT・FIP、自家消費、契約時期などの条件を確認する
  • 国・県・市町村の補助額を確認せずに合算しない
  • DR家庭用蓄電池事業は2026年5月29日に公募終了
  • 受付状況は年度途中でも変わるため、申請時点で再確認する

このページで9県の違いをつかんだら、次はお住まいの県のガイドへ進んでください。そこから先は、住所と設備条件をもとに現在の制度を確認するのが一番確実です。

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公的機関の公開情報・主な確認先(2026年8月9日確認)
・広島県「令和8年度省エネルギー・再生可能エネルギー等に係る補助制度(家庭向け・事業者向け)」
https://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/eco/shouenehojyokin.html
・岡山県「各市町村の補助金(家庭向け)情報」
https://www.pref.okayama.jp/page/1040258.html
・山口県「令和8年度 ぶちエコやまぐち家庭向け太陽光発電設備等共同購入事業」
https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/press/339904.html
・山口県「ZEHの啓発・導入支援に係る補助制度(令和8年度)」
https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/site/zeh/
・鳥取県「小規模発電設備等の導入に対する支援制度」
https://www.pref.tottori.lg.jp/320130.htm
・島根県「令和8年度 しまね省エネ住宅・再エネ設備パッケージ補助金」
https://www.pref.shimane.lg.jp/infra/kankyo/kankyo/datsutanso/zeh_hojyo_r8.html
・愛媛県「えひめ太陽光発電設備等共同購入事業について」
https://www.pref.ehime.jp/page/7825.html
・香川県「令和8年度かがわスマートハウス促進事業補助金」
https://www.pref.kagawa.lg.jp/kankyoseisaku/chikyu/saiene/r8kagawasmarthouse.html
・高知県「再生可能エネルギー等に関する支援」
https://www.pref.kochi.lg.jp/doc/2015031700247/
・徳島県「令和8年度徳島県地域脱炭素移行・再エネ推進事業補助金」
https://www.pref.tokushima.lg.jp/ippannokata/kurashi/shizen/7241363/
・SII「令和7年度補正 DR家庭用蓄電池事業」
https://dr-battery.sii.or.jp/r7h/

※制度内容・受付状況・予算残は変更される場合があります。契約・発注・工事前に、県・各市町村・制度運営主体の最新案内をご確認ください。